うちばこやは10月上旬、『アクアガーデン』を発売する。ゲームデザイン・戸塚中央、イラスト・ウラベロシナンテ、アートワーク・別府さい、1~4人用、15歳以上、40~60分、6500円(税込)。本日昼頃からウェブ予約(下記リンク)を受付開始。
キックスターターで3900人から3200万円を集めて製品化された注目の国産ボードゲーム。魚を集め、住みやすいように水槽を整えて、街一番の水族館にすることを目指す。デザインは『パフューマリー』『イッツファイブピーエム』の戸塚中央氏、イラストは『アマルフィ』『ブレーメン』のウラベロシナンテ氏。
手番にはアクショントラックにあるコマを好きなだけ進め、止まったマスにある魚を獲得したり、広告を出して収入を得たりする。常にコマが一番進んでいないプレイヤーが手番を行うタイムトラック方式で、みんながほしい魚を先取りすればしばらく手番が回ってこず、たくさん魚を集めようと思えば残り物ばかりになるジレンマがある。
獲得した魚は、個人ボードにある6つの水槽のうち、従業員コマが移動したところに配置する。配置にあたっては消費酸素量や魚の相性ルールがあり、水槽に入りきれないものは海ボードに放出しなければならない(海ボードの魚は、誰でも購入できる)。広告では、指定された魚の匹数に応じて収入を得る。
アクショントラックからは魚がだんだんいなくなっていき、全員が離脱したらラウンド終了。魚を補充して次のラウンド行い、規定ラウンドでゲーム終了となる。水槽にいる魚、指定されたセットを水槽に入れることで達成する「マイルストーン」、残ったお金などの合計を競う。
登場する魚は印刷された木ゴマで美しく、キックスターターで先行入手した方々の評判も上々。1人ルールや、魚種を増やす上級ルールも用意されている。