アソビションは8月16日、『ヒバチ(Hibachi)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.トイブナー、イラスト・K.アイトケン、2~4人用、10歳以上、45分、5500円(税込)。
スパイスを集めてブレンドするアクションゲーム『サフラニート』(2010、ツォッホ社)のリメイク。グレイルゲームズ(オーストラリア)がキックスターターを経て今年発売した。テーマはインドから和食の鉄板焼レストランに変わり、日本人には親しみやすくなっている。
順番にポーカーチップを盤外から投げ入れ、着地したところの食材(肉、椎茸、魚、玉ねぎ、ごはん、そば、エビ、卵、ブロッコリー(!))を売買できる。必要な食材にうまくポーカーチップを投げ入れられるかという、手先の器用さが試される。
またポーカーチップには金額が書いてあり、金額の多い順に購入できるが、購入金額はみんなの合計になるため、高すぎて買えなくなることも。不必要な食材の値段を上げて売却し、その利益で必要な素材を安く購入するというやりくりも問われる。必要な素材を3枚集めるとレシピを完成でき、最初に規定数完成させたプレイヤーが勝者。
素材を1枚無料でもらえるなどの追加アクションができるスペースもあり、そこも狙っていきたいところだが、人気の高いスペースはほかのプレイヤーのポーカーチップにはじき出される恐れもある。一投一投にドラマが巻き起こる作品だ。
ヒバチ(グレイルゲームズ, 2021) pic.twitter.com/XjJCCKvuSe
— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) August 9, 2021