ゴッズ・ラブ・ダイナソーズ(Gods Love Dinosaurs)

食物連鎖の三角形

食物連鎖をうまく作って恐竜を増やすゲーム。『マジックメイズ』のラップ(デンマーク)がデザインし、フランス語版がキャッチアップゲームズ(フランス)から、英語版がパンダサウルスゲームズ(アメリカ)から発売されている。日本国内では未発売の模様。

手番には、2ヘックス分のタイルを場から取って自分のタイルにつなげておくだけ。タイルによって、動物が最初からついてくるものもある。そのうち、場の1列がなくなるたびに、対応する動物が繁殖する。草食動物(ネズミ、カエル、ウサギ)はとなりに1匹、肉食動物(トラ、タカ)は草食動物のいるマスに行って捕食し、捕食した草食動物-1匹が新たに生まれる。

重要なのは動物の位置取りを考えたタイル配置である。草食動物は対応する地形の空きマスにしか生まれないし、肉食動物はトラが2マスまで、タカが一直線に3マスまでという制限があってそこに草食動物がいないと餓死してしまう。繁殖する順番を先読みして、増やす→食べるのサイクルを作っていきたい。

恐竜は、特定の動物が繁殖した後に繁殖する。卵チップを支払って山地で孵化させ、5マスまで移動して捕食する。草食動物も肉食動物も食べられるが、必ず山地に帰ってこなければならない。そして肉食動物を食べると卵チップが手に入り、恐竜を増やしていける。しかし他の動物がいないままで無闇に孵化させると、餓死してしまうかもしれない。

恐竜の繁殖があると場にタイルが補充され、このときにタイルが足りなくなったらゲーム終了。得点計算はシンプルで、恐竜または恐竜の卵が1つ1点になる。

序盤はある程度草食動物を増やし、その後で肉食動物、そして恐竜といきたいところだが、ほしいタイルがないこともあり、早い段階で肉食動物を登場させなければならないこともある。一旦肉食動物が登場すると、草食動物がどんどんいなくなってかなり苦しい。増やす元になる動物が餓死したり捕食されたりして絶滅しないよう、適宜保護していかないといけない。

なかなか肉食動物に手が出せなくて草食動物ばかり増やして出遅れたものの、そのおかげで中盤から楽に肉食動物を養うことができ、ボトムアップで恐竜の卵が自然に増えた。しかしこれは他のプレイヤーが肉食動物のタイルを競って取ってくれたおかげで、草食動物が競合すればこの手は通じないだろう。タイル配置は悩ましいが、繁殖してほしくないタイミングで繁殖のトリガーが引かれるというインタラクションもあって楽しい。

Gods Love Dinosaurs
ゲームデザイン・K.ラップ/イラスト・G.タム
パンダサウルスゲームズ(2020年)

Author: admin

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