メビウスゲームズは11月中旬、『サンファン2(San Juan 2nd Edition)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・A.ザイファルト、2~4人用、10歳以上、30~60分、2400円(税込)。
名作ボードゲーム『プエルトリコ』のカードゲーム版として2004年に発売され、日本語版にもなっている『サンファン』のリメイク版。オリジナルはアレア(ドイツ)から2014年に発売された。ドイツ語版は『プエルトリコ・カードゲーム』というタイトルで発売されている。ルールは同じだが、『アレアの宝箱』(2009年)に入っていた新しい建物に加え、さらに新しい建物を追加したほか、一部カードバランスが調整されている。
手番プレイヤーが建築士、監督、商人、参事会議員、金鉱堀という5つの職業を選び、選ばれた職業は全員がプレイできるという「バリアブルフェイズオーダー」メカニクス。
建築士ではコスト分の枚数を捨て札にして建物カードを出し、監督では建物で何らかのものを生産し、商人では、生産したものを売って手札を補充する。参事会議員は、手札を1枚補充できる。それぞれ選んだプレイヤーにはアドバンテージがある。
こうして誰かが12枚の建物を出したラウンドでゲーム終了。建物には、建設コストが安くなるもの、たくさん生産できるもの、手札の補充をしやすくするものなどさまざまな特権があり、コンボも可能。アラカルトカードゲーム賞、日本ボードゲーム大賞を受賞した人気カードゲームの再登場だ。