国際ゲーマーズ賞(International Gamers Awards)選考委員会は本日、今年のノミネート作品を発表した。昨年の夏から1年間に国際ボードゲーム市場で発売された新作の中から、世界各国21名の審査員が選んだ作品は次の通り。
今年で21年目となるこの賞。イギリス、オランダ、フランス、ドイツ、イタリア、アメリカ、オーストラリア、南アフリカ、日本の9カ国から21名の審査員がボードゲーム愛好者の目で投票し、集計して発表している。
選考方法は、審査員が各自10タイトルを挙げ、そのうち5タイトルに星印をつける。そして星印のあるタイトルを2ポイント、無印を1ポイントとして集計し、5位までをノミネートとする仕組みとなっている。昨年までは3人以上と2人用の2部門があったが、今年は1部門に統合されている。
昨年は『ルート』と『リンカーン』が大賞に選ばれた。今年も本格的なゲーマーズゲームがずらりと並ぶ。今年はアークライトやホビージャパンだけでなく、テンデイズゲームズや数奇ゲームズも日本語版を手掛け、これまでにない日本語版が発売されている。
大賞の発表は10月下旬、シュピール・デジタルの会期中に行われる予定。
【国際ゲーマーズ賞2020ノミネート】(★印は日本語版(予定)あり)
アズール:サマーパビリオン(Azul: Summer Pavilion)★
バラージ(Barrage)★
インペリアル・ストラグル(Imperial Struggle)
マラカイボ(Maracaibo)★
ザ・クルー(The Crew)★