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仮面の使者(Masques)

おとなりの強豪 仮面舞踏会で有力者とお近づきになり、アイテムを集める小箱のカードゲーム。2010年にフランスで発売された『陰謀(Intrigo)』のアメリカ版リメイクを、アークライト社が日本語化した。タイトルだけ聞くと、人狼のような正体隠匿系かと思いきや、数比べで足元を見合う陣取りだった。作者のひと…

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カプチーノ(Cappuccino)

コーヒーの香り漂うスタッキング カップを重ねて、一番上になることを目指すフランスのゲーム。スタバにありそうなコーヒーカップ(サイズは小さいですが)がオシャレである。 ゲームボードはなく、テーブルの上にランダムに隙間なくカップを並べてスタート。手番には、自分のカップをとなりにあるカップに重ねるだけ。カ…

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ウーゴ!(UGO!)

調整して取りっくていきんぐ シュピール’13では、2つのトリックテイキングゲームが注目されていた。1つが『エッベス』で、もう1つが『ウーゴ!』である。スカウトアクションでは『エッベス』が規定投票に達しなかったが、『ウーゴ!』は10位に入った。改めてドイツ人のトリックテイク好きが分かる。 …

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ゼンガーデン:枯山水と石庭(Zen Garden)

シンクロニシティとシンメトリー シンクロニシティ(共時性)とは不思議なもので、グリフォンの『枯山水』とメイフェアのこの作品がアメリカで発売された今年、東京ドイツゲーム賞で『枯山水』が大賞を受賞し、メビウスゲームズが『京都』を発売する。それぞれ全く別の作品であるが、禅庭という同じテーマを使っている。ユ…

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『ドミニオンラーニング』発売、シリーズ累計1万部以上に

ドミニオン木曜会は11月4日のゲームマーケットから、書籍『ドミニオンラーニング』を発売した。168ページ、1200円。取り扱い店舗は下記のリンク参照のこと。 日本選手権上位独占、世界選手権に代表を送り込んでいるドミニオン木曜会の書籍。『ドミニオンマニアックス』『ドミニオンマニアックスZERO』に続い…

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枯山水の石庭(Karesansui)

無の美学 厳しい師範の目にさらされながら、美しい石庭を作るアメリカのボードゲーム。石は次々と運ばれてくるが、はっきり言って全くないほうがいい。要らないのに、引き取らなければいけない石をうまく分散させて、罰点を少なくすることを競う。 毎ラウンド、集石場に袋から引いて石を置く。プレイヤー人数分より1つ少…

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ブリュッセル1893(Bruxelles 1893)

使うとあとが怖いアクション ベルギーの建築家ヴィクトール・オルタ(1861-1947)は、装飾芸術だった「アール・ヌーヴォー(Art Nouveau、新しい芸術)」を建築に取り込んだ最初の建築家といわれる。彼の遺した建物は世界遺産にも登録されている(画像検索)。彼の時代、ベルギーの首都ブリュッセルで…

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冒険企画局、1人専用カードゲーム『シェフィ』発売

冒険企画局は16日、1人専用のカードゲーム『シェフィ』を発売した。12歳以上、15~20分、1680円。 1匹のひつじを1000匹に増やすゲーム。ひつじを操り、さまざまなイベントを起こして、1匹のひつじを1000匹に増やすことを目指す。増えるばかりでなく、減ることも少なくない羊たちを、ふしぎな力や牧…

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ジャック・ヴァーセル記念基金、オークションを開催中

「ザ・ダイスタワー(The Dice Tower)」というサイトで知られるアメリカのボードゲーム評論家、トム・ヴァーセル氏は2011年、息子を生後3ヶ月で亡くすという悲劇に見舞われた。そのとき、知人の呼びかけでチャリティーオークションが行われたのがきっかけで、ジャック・ヴァーセル記念基金(Jack …

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ウォレスの『ストラグル・オブ・エンパイア』日本語版、12月14日発売

アークライトは12月14日、マーティン・ウォレスの戦略ゲーム『ストラグル・オブ・エンパイア』日本語版を発売する。2~7人用、13歳以上、180~240分、6300円。 ヨーロッパの列強時代、一国の指導者となり、まだ支配が確立していないヨーロッパをはじめ、遠く離れた植民地まで、軍事的、経済的、また政治…