木をふんだんに使った豪華なコンポーネントでファンの多いドイツの出版社です。
★指はなせ!(Finger weg!)
P.ヴィヒマン作、3~8人用、12歳以上、45分。
「スポーツ」「歴史・政治」「地理」「生物・医学」など7つのカテゴリーから1つクイズが出されます。選択肢は8つ。そのうち7つが正解です。親はそのクイズカードをケースに入れて出題します。
親が選択肢の中から1つ選びます。ほかのプレイヤーは降りるか続けるかを選びます。その選択肢が正解だったら、降りなかったプレイヤーには得点が与えられます。どこで降りるかをめぐって、スリルある展開が楽しめます。
★こんなに重いよ(Sauschwer)
A.マイヤー&M.シュレーゲル作、3~8人用、10歳以上、30分。
「カバの赤ちゃん」「銀製の10リットルバケツ」「ワイン100リットル」「テニスボール1000個」などのカードの重さを評価するゲーム。手番には、カードを1枚見て、重さを考えながらシーソーの片方に乗せます。そして重いと思うほうにブタのコマを置きます。これを誰かが疑うまで続け、誰かが疑ったら全員、重いと思う方に賭けます。カードを裏返すと重量が書いてあり、正解者は得点できます。
★おばけキャッチ12時5分前(Geistesblitz 5 vor 12)
J.ゼメ作、2~8人用、8歳以上、15分。
めくられたカードから一瞬で判断してコマを取り合うゲームの第3弾。今度は5色のコマ9つに増えて難易度がアップします。カードには3つの絵が描いてあり、基本的にその3つの絵と色も形も一致しないコマを取ります。ただし、色も形も1つのコマと一致するものが絵の中にある場合は、そのコマを取らなければなりません。正解を一番早く取れればカードがもらえ、山札がなくなったときカードの最も多い人の勝ちです。
★ポルターバレル(Polterfass)
A.シュミット作、3~6人用、8歳以上、20分。
サイコロを使わないダイスゲームです。樽コマをカップに入れて振り、倒れないで立ったものだけをカウントします。
親がダイスを振った後、ほかのプレイヤーはカードを伏せて出します。親は振り直しができます。終了することにした場合、全員が出したカードを公開して、その数字を合計します。樽コマで出た数字の合計が、カードの数字の合計より小さければ親がみんなのカードを総取りし、しかも一番高い数字を出した人は失点になります。一方、樽コマの合計のほうが多ければ、みんながそれぞれ出したカードの数字だけ得点にし、親は余った分しかもらえません。誰かが75点を取ったときに、得点の最も多い人の勝ちです。
★スズメのキッス(Schmatzspatz)
E.グラインベッチャー作、2~4人用、4歳以上、15分。
お腹をすかせたひな鳥に親鳥がエサをあげるキッズゲーム。サイコロを振って、どのひな鳥が一番腹ペコかを決めます。そのひな鳥が親鳥のところに来るようにボードを回しますが、回転は途中で止まる場所があります。それ以上回せないと、エサをあげられません。虫がなくなる前に、全てのひな鳥にエサをあげられれば勝利です。
協力ゲームルールと、競争ゲームルールの両方があります。
★ヴァカ・ロカ(Vaca Loca)
I.ロスバッハ作、3~6人用、8歳以上、15分。
宇宙から来た動物たちを揃えるリアクションゲーム。20種類の動物の頭、銅、足タイルがあり、全部で60枚のタイルが裏になってばらばらに並んでいます。1枚ずつめくっていって、1種類の動物3枚が全て揃ったら、その動物の頭をいちはやく取ります。一番早く取った人が、3枚を獲得します。お手つきはマイナス1点です。ゲーム終了時に最も多く得点した人が勝ちです。
★ニワトリ羽根とり競争:羽根に近づいて(Zicke & Zacke – Ran an die Federn)
K.ツォッホ作、2~4人用、5歳以上、15分。
タイルの絵柄を覚えてニワトリを進め、追い越したニワトリから羽根を取るキッズ向けの記憶ゲーム。1997年に発売された『ニワトリ羽根とり競争』とは、2匹だけで競争するところ(4人では2人チーム戦)、虫コマのいるタイルをめくるところが異なります。