第30回となるエッセン・ボードゲームメッセ「シュピール’12(Spiel)」が18日から4日間にわたって開催される。今年は37カ国(昨年+3)から827団体(昨年+17)が出展し、数百タイトルのボードゲーム新作が展示される。
主要メーカーの代表が組織するボードゲーム専門委員会(Fachgruppe Spiel)によると、2012年のボードゲーム売上は国内では落ち込んでいるものの、輸出が盛んでシュミット社やコスモス社などは輸出額が2〜3倍、フッフ社は売上における輸出の割合が3割に達し、ハバ社も7%と堅調に増加しているという。
主催のフリードヘルム・メルツ社は「遊ぶ人が多様化し、多様なボードゲームが作られるようになった(Unterschiedliche Menschen mögen unterschiedliche Spiele)」と分析。今年は特にダイスゲーム(『ダイスマニア(Würfelmania)』『ペスカード(Pescado)』)と協力ゲーム(『アンドールの伝説(Die Legenden von Andor)』『エスケープ(Escape – Fluch des Tempels)』)に焦点を当てて紹介している。
・Internationale Spieltage SPIEL