ローゼンベルクの作品で注目を集めて続けるドイツの出版社は、幅広い愛好者を見据えたラインナップです。
★ル・アーブル:川港(Le Havre – Der Binnenhafen)
U.ローゼンベルク作、2人用、10歳以上、30分。
『アグリコラ:牧場の動物たち』に続くローゼンベルクの人気作の2人専用バージョン。倉庫をいっぱいにして、たくさんのお金を儲けることを目指します。『ル・アーブル』のテーマに、『祈り、働け』の資源リングを採用しました。手番には建物を新たに建てるか、すでにある建物を使います。31の建物が登場し、その組み合わせで効率のよい生産と売却を行いますが、プレイ時間を30分に抑えて手軽に遊べるようにしました。
★スノードニア(Snowdonia)
T.ボイデル作、1〜5人用、8歳以上、45分。サプライズド・ステア社(イギリス)が制作した作品のドイツ語版です。
観光の名所、イギリスのスノードン山に登山鉄道を建設します。ワーカープレイスメントでアクションを行い、ほかの鉄道ゲームと比べ、線路・橋・駅を建設する他に山を掘削しなければなりません。そこに雨の多い天気が邪魔をします。契約カードに示された課題をクリアすることで得点になり、その合計を競います。機関車を購入すれば、それぞれのアクションでアドバンテージを得ることができます。
★サバービア(Suburbia)
T.アルスパッチ作、1〜4人用、8歳以上、90分。
ベジエゲームズ(アメリカ)を率いて『蒸気の時代』の拡張などを発表しているアルスパッチの都市開発ゲーム。各自六角形の建物タイルを購入して並べ、隣接するタイルの効果で収入や人口を増やします。後半になるにつれてより強力で高価な建物が登場するので、収入を上げていかなければなりません。最後に人口の最も多い人が勝者となります。