昨日、東京・神保町の書泉グランデを訪問した。近くにある書泉ブックマートからこの秋、輸入ボードゲームコーナーが移転したというので、どんな売り場になったか楽しみだった。
書泉ブックマートでは、輸入ボードゲームコーナーはアイドル写真集の奥にあり、よほどの愛好者でないと近寄りがたい雰囲気があったが、書泉グランデでは、囲碁・将棋・ゲーム攻略本と同じ階にあって違和感がない。この階には落語・音楽・映画・特撮などのコーナーもあり、居心地のいい売り場である。
ボードゲームの売り場は、ブックマート時代の2倍くらいに拡充されていた。メインは日本語ルールのないアメリカ直輸入ゲームだが、新たにホビージャパン、アークライト、ジーピーの日本語版や、若干の国産ゲームも手前に置かれている。書籍も『ボードゲームカタログ』『ゲームリンク』『ボードゲームストリート』などひと通り揃う。
通路が広いこともあって、ゆったりした感じ。カップルが日本語版コーナーに立ち寄り、「これ遊んだことある」などと話していた。ブックマート時代には想像しにくかった光景である。
輸入ゲームも拡充されているので、いくら時間があっても足りない。アメリカはドイツゲームを少し遅れてリリースすることがあるので、メビウスルートではすでに手に入らなくなったものもある。
東京のボードゲームショップ巡りに、新しいスポットが1つ加わった。これからも未知のゲームや、日本ではもう手に入らなくなったゲームなどを探すのに重宝しそうだ。