適正価格とは、自分が買いたい価格である
OKAZUブランドから、『擬人化総選挙』と共に発表された多人数で遊べるコミュニケーションゲーム。価格に見合った品物を考える大喜利系ゲームである。
毎回、「大根」「コート」「ガム」などの材料カードと、「300円」「1980円」「5000万円」などの価格カードが提示される。これで例えば「7万円の大根」や「1500円のコート」といった商品を考えださなければならない。各自、メモ用紙にアイデアを記入して、順番に発表。発表が終わったら投票して、投票数だけ得点と、最多投票にボーナスが入る。
投票の基準は「価格が適正だと思うもの」だが、価値をどれくらいと認めるかは人次第。結局、自分がその値段でなら買いたいものということになるだろう。したがって、考える商品もメンバーに合わせた魅力あるものにしたほうがよい。
今回「7万円の大根」は「レディ・ガガが八百屋で買った大根」、「1500円のコート」は「しまむらのコート」などが好評。商品と値段のギャップが大きければ大きいほど悩ましく、またアイデアの出しがいがある。大喜利系のゲームなので、笑いをとろうとすればするほどハードルが上がるが、笑いを取らなくても「欲しい!」と思わせれば勝ちである。
コンポーネントは『擬人化総選挙』とデザインが同じだが、使い回しではない。材料カードと候補カードを交換すれば、どちらにも拡張として投入できそう。
Good Price!
林尚志/OKAZU Brand
3〜8人用/8歳以上/30分
・OKAZU brand:Good Price!
・ゲームストアバネスト:グッドプライス