Posted in エッセイ

日本のボードゲーム人口

よく話題になるけれども、結局つかめないものとしてボードゲームのプレイ人口がある。実際のところクラスタなどというものは幻想で、コアなゲーマーから、付き合いでたまに遊ぶ人、何年かに1回人生ゲームやウノを遊ぶ人と、グラデーション状に広がり、その中をマントル状に流動しているのだと思う。 したがってどこに境界…

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『エアラインズ・ヨーロッパ』トリビアコンテスト

アバクスシュピーレ(ドイツ)は、航空路線ゲーム『エアラインズ・ヨーロッパ』の発売にあたり、ウェブサイト「ボードゲームギーク」との共同により、トリビアコンテストを行っている。クイズに答えた中から、抽選で10名に『エアラインズ・ヨーロッパ』が当たる。4月3日まで。 『エアラインズ・ヨーロッパ』は、A.R…

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中世の商人(Die Händler)

足元を見て一発大儲け 1999年にクイーンゲームズから発売され(『ディハンドラー』)、ドイツゲーム賞5位に入賞した交易ゲームが昨年リメイクされた。作者はクラマー。同じ年、キースリングと組んで発表した『ティカル』と『トーレス』はどちらも年間ゲーム大賞に選ばれている。そのせいもあって、この作品はあまり注…

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インフォメーション(i9n)

石油出ろと念じて棒を差す “i”の後に9文字、そして”n”で終わる言葉、つまりインフォメーション(information)を表すイキなタイトルのドイツゲームは、どんどん石油が取れなくなる世界で、推理をはたらかせて掘り当てるゲーム。パンチボードに棒を差し…

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ゲームマーケット出展申込、〆切間近

6月12日(日)に浅草で開かれる国内最大のボードゲームイベント、ゲームマーケットの出展申込が、今週の金曜日の18時で締め切られる。出展を考えている方でまだ申し込まれていない方はお忘れなく。 コースは一般ブース(1/2卓、4200円)または大型ブース(1卓+イベント1卓で21,000円〜)の2種類。一…

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発明の時代(Era of Inventions)

自分の発明が世界を変える ベルの電話機(1876)、ベンツの自動車(1886)、ライト兄弟の飛行機(1903)――これらの発明品は世の中をがらりと変えた。タイプライターから飛行機まで、さまざまなものを発明し、みんなに作ってもらって特許料を手に入れるオランダの経営ゲーム。ワーカープレイスメントとデッキ…

Posted in ゲーム賞

ヒッポダイス・デザイナーコンテストにプフィスター氏

ドイツのゲームサークル「ヒッポダイス」が主催するデザイナーコンテスト(Hippodice-Autorenwettbewerb)の結果が発表され、『ザヴァンドールの鉱山』の作者A.プフィスター氏(オーストリア)が1位に選ばれた。 第23回を迎えるデザイナーコンテストは、新人デザイナーの登竜門として知ら…

Posted in 日本語版リリース

『カタンの開拓者たち』スタンダード版4/18発売

ジーピーは4月18日、『カタンの開拓者たち(Die Siedler von Catan)』スタンダード版を発表する。3〜4人用、60〜90分、3990円。 すでに昨年11月に同社から携帯キャリーケース版(2100円)が発売されているが、今度はドイツ語版と同じサイズで、これまで国内販売されていたアメリ…

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カルカソンヌ日本選手権

ボードゲーム専門店のメビウスゲームズ(東京・水道橋)は、カルカソンヌ日本選手権を開催する予定であることを、店長のツイートで明らかにした。優勝者は10月にエッセン国際ゲーム祭で開かれる世界選手権に航空券・宿泊費付きで招待される。 メビウスゲームズはタイル配置ゲームの『カルカソンヌ』日本語版を販売してお…

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2月のメビウス便

(写真と文:石川 久)  今年2月のニュルンベルク・トイフェアで発表された新作ゲームが、早くもメビウス便のラインナップである。いずれもプレイ時間が短く、ルールも簡単で手軽に遊べるゲームが揃っている。  仕事で札幌に滞在中に東北地方太平洋沖地震が起こり、飛行機が欠航になって帰京が遅れた。3月15日には…