『ドミニオン』のオリジナル版の発売元であるリオ・グランデゲームズ社(アメリカ・ニューメキシコ州)は、2月7日付のニュースレターで、『ドミニオン』の近況について報じている。
ニュースレターによれば、ドミニオンの売上は伸び続けており、昨年末で100万セット(世界各国語版・拡張含む)に達した。2001年度以降に発売されたボードゲームでミリオンセラーを達成したのは『カルカソンヌ』以来。2008年秋から、わずか2年での達成となった。
リオ・グランデゲームズ社は、今年も『ドミニオン』用に2タイトルの拡張セットと、プロモーションカードを予定しているという。そのひとつが、今春発売予定の『ドミニオン:収穫祭(Dominion: Cornucopia)』だ。豊穣の角コルヌコピアをタイトルにした5番目の拡張は、実りとお祭りの秋が舞台。テーマは「多様性」で、デッキや手札のカードの種類が多いほど効果が高まるカード(王国カード13種類、ほか5種類)が加えられる。ホビージャパンから日本語版が発売予定。
ホビージャパンはこのほかに来月、公式ライセンス商品として『東方祀爭録(とうほうしそうろく)〜東方紅魔郷編〜』いわゆる東方ドミニオンを発売する。人気シューティングゲーム「東方Project」の世界観やキャラクターでデッキ構築が楽しめる。5500円。
・Rio Grande Games:Newsletter Vol.12-1 2/7/2011(PDF)
・4Gamer.net:「ドミニオン」をベースに,東方キャラが活躍する新作カードゲーム「東方祀爭録〜東方紅魔郷編〜」,ホビージャパンより3月発売