ホビージャパンは18日、中世の農業経営ゲーム『アグリコラ』の拡張セット『泥沼からの出発』を発売した。昨年の秋に限定先行販売されていた待望の新作が一般入手できる。1〜5人用、30〜150分、5,040円。
『アグリコラ』は2008年ドイツゲーム賞、国際ゲーマーズ賞など、世界中のゲーム愛好者から絶大な人気を得たドイツのボードゲーム。今回の拡張を加えることで、各プレイヤーの土地は森林と泥炭地という、農地とは言えない厳しい条件からスタートすることになる。でも、この土地を開墾できる新しい特別アクションがあり、「木を切り倒す」 では木材が手に入り、「焼畑」では森林を畑にできる。「泥炭を掘る」を選べば、燃料が手に入り、収穫時にこれで住居の暖房をしなければならない。暖房コストは改築をすることによって下げられるので、改築を早い段階で行うほうが得になる。
また、新しい家畜として馬が登場。馬は1頭につき1勝利点になるので、ぜひ繁殖させよう。追加される進歩カードには、森林・泥炭地・馬によって利益を得られる。ゲーム進行のバリエーションも増えて、『アグリコラ』をもっと楽しめるようになるだろう。
ホビージャパンのオンラインサイトで購入すると、初回特典としてアグリコラ特製ミニ巾着袋がつく。
・TGW:アグリコラ―泥沼からの出発(詳しいゲーム説明)
・TGW:アグリコラ―泥沼からの出発(プレイレポート)