今年で第60回を迎えるニュルンベルクおもちゃ見本市が11日に閉幕し、10日までに115カ国から76000人が訪れた。
ニュルンベルクおもちゃ見本市は、製造者・販売者などの玩具業界関係者が集う専門メッセ。ボードゲームも多数出展され、今年のトレンドを占う重要な催しとなっている。
どの国も不況にあえぐ中、おもちゃ産業は健闘しており、また経済力をつけた東欧諸国などへの国際展開の需要も高まっている模様だ。ポーランドからのバイヤーは前年比17パーセント増、ブルガリアからは28.8パーセント増だったという。
会期中、革新的な玩具に贈られる「トイアワード」が7部門について発表された。このうちボードゲームは「ゲーム+アクション」部門で選ばれた『ラムセスのピラミッド』。レゴ社が初めて手がけたレゴブロックのボードゲームのひとつで、ゲームデザインはR.クニツィアが担当した。
このほか、「トレンド+ライフスタイル」部門ではアクション・カードゲームの『爆丸・スターターパック』が選ばれている。
レゴについては不明だが、ボードゲームについては各メーカーが発表した新作が今月から順次、日本でも取り扱われる。
・Spielwarenmesse International Toy Fair Nürnberg公式ページ