3月27日に浅草で行われたゲームマーケットで、参加者の投票によって決められるゲームマーケット大賞(シュピレッタ賞)の結果が発表されました。大賞に輝いたのは、プエルトリコのカードゲームサンファン。メビウスによる完全日本語版で多くの愛好者の認知と広がりを見せました。また3位にはまたメビウスによる完全日本語版が秋に発売され、売れ行き好調なキュージェットも入り、メビウスによるローカライズが支持を集めています。
これで日本ボードゲーム大賞の国産ゲーム部門と3年連続で結果が一致したことになりますが、日本の世論を支えるコアな愛好者層の意向が反映されたものと見られます。来年のゲームマーケットは2006年3月26日(日)の予定。どのようなドラマが生まれるでしょうか。(Gamemarket)
【ゲームマーケット大賞2005】
・大賞:サンファン(San Juan / A.Seyfarth / alea, Mobius Games)
・2位:アリアンロッドRPG(菊池たけし、F.E.A.R./ 富士見書房)
・3位:キュージェット(Q-Jet / W.Riedesser / Mobius Games)
・次点:サンクトペテルブルグ(Sankt Petersburg / M.Tummerhofer / Hans im Glueck)
・次点:乗車券(Ticket to Ride / A.R.Moon / Days of Wonder)