アークライトは2月25日、王族の奇妙な政治を描いたリアルタイムゲーム『トイバー親子の王国騒動(Tumult Royal)』日本語版を発売する。デザイン・K.トイバー&B.トイバー、イラスト・F.フォーヴィンケル、2~4人用、10歳以上、40分、4800円(税別)。
『カタン』の作者トイバーが親子でデザインした作品。2015年にコスモス社(ドイツ)から発売され、日本国内ではメビウスゲームズが『ツーモルトロイヤル』という邦題で輸入版を取り扱っている。トイバー親子はこの作品を始めとしてコスモス社から『密輸団(Smugglers)』『マグオーマグ(Mag-O-Mag)』と立て続けにファミリゲームを発表しており、新しい動きとして注目される。
王族の一員となって、自分の彫像を国中のあらゆる場所に建てることがゲームの目的。彫像を建てるために、商品タイルをリアルタイムで取り合う。砂時計が落ちるまでに、全員同時に中央から好きなタイルを取っていくのだ。しかしあまりたくさん取ることはできない。予め暴動ルーレットが回されており、残ったタイルがこれを下回ると暴動が起こり、一番多くタイルを取っていた王族にペナルティーが発生する。
最後は彫像を最も多く建てたプレイヤーが勝利するが、欲張りすぎてもいけない。ほかのプレイヤーの動向をすばやく判断していくゲームだ。
内容物:城ボード 4枚、彫像 100体、地位タイル 4枚、商品タイル 39枚、許容タイル 4枚、支持者トークン 37個、暴動ルーレット 1個、国土タイル 10枚、砂時計 1個、国土フレーム 6枚、ルール説明書 1冊
今まで見た日本語版のタイトルロゴで一番酷いかも