『シベリア』『シトラス』などのドイツゲームらしい作品を作っている個人出版社です。
★オルレアン(Orléans)
R.シュトックハウゼン作、2~4人用、12歳以上、90分。
中世フランスの街オルレアンとロワール地方を舞台に、交易、建設、科学の分野で力を競います。ほかの街へ旅をし、必要な品物を仕入れて商館を建てます。
ゲームのクライマックスは、アクションを選ぶ仕組みです。そこでは農夫、職人、騎士、修道僧といったいろいろな人物が必要となります。これらの人物を自分の配下にします。騎士は行動範囲を広げ、旅の護衛になってもらいます。村では職人を雇い、商館を建てたり、工具を製造してもらいます。学者は進歩するのに重要な役割を果たします。また修道僧は、悪運を回避してくれます。
アクションはたくさんありますが、できることは限られていますが、ひとつの領域に力を入れると追加アクションが得られます。それぞれの戦略に従って、自分の配下やほかの要素を意識的に選び、マッチさせていかなければなりません。
★がっぽり大儲け(Scheffeln)
R.シュトックハウゼン作、2~7人用、10歳以上、20分。
ボード上にいる8人のキャラクターを使って、お金を儲けるのが目的です。手番には、4枚の手札から1枚の移動カードをプレイして、キャラクターを1人移動するか、1枚裏にして出して別のキャラクターカードを場から取ります。移動するのは自分のキャラクターでも他人のキャラクターでもかまいません。キャラクターは、カードが一定枚数出たときに、場所と仕事によってお金をもたらします。
ドイツのクラウドファンディングで製品化された作品で、小ぶりながら、怒りとブラフが中心のピリリとしたゲームです。4人までプレイできる手番制と、7人までプレイできる同時プレイの2種類のルールがあります。
オルレアンと聞くと百年戦争のゲームだと思ってしまいます。。
ジャンヌダルク商法?