サンクトペテルブルク新版、出資目標額大幅に上回る

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ハンス・イム・グリュック社(ドイツ)初のクラウドファンディングとして、鳴り物入りで先月から始まった『サンクトペテルブルク(Sankt Petersburg)』新版の資金募集が、27日に締め切られた。目標額の2万ユーロ(約280万円)をはるかに超える7万5千ユーロ(約1000万円)を集めた。35ユーロ以上の出資者には限定の拡張付き製品が10月初旬に送られる。
クラウドファンディングでは、資金総額によってゲーム内容がグレードアップするのが通例。今回は、木製コマ、最初から各プレイヤーがもつ特殊能力「助手」、ゲーム中に発生するイベント、ブレットシュピールヴェルトでのオンライン版公開、12枚の新しいグループカード、得点トラックに置いて誰かが超えるとイベントが発生するハードル、ミッションカードという全てのオプションが加えられることになった。
アンケート(TGiWニュース「『サンクトペテルブルク』再版、貴族モデルを募集」)で貴族カードのモデルに選ばれたデザイナーは、V.フヴァチル(チェコ)、S.フェルト(ドイツ)、U.ローゼンベルク(ドイツ)。イラストレーターはD.マテウス、F.フォーヴェンケル(ともにドイツ)で、業界人はK.ガレギロス(チリ)T.ヴァーセル(アメリカ)、K.M.ヴォルフ(ドイツ)が選ばれた。貴族カードは、彼らと、出資者の顔をコラージュしたものになる。
出資していない人でも通常版を購入できる。今秋のシュピールでの発売が楽しみだ。
Spiele-Offensive:Sankt Petersburg

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