アークライトは11月17日、多人数向けの正体隠匿ゲーム『悪魔城への馬車(Die Kutschfahrt zur Teufelsburg)』日本語版を発売する。4〜8人用、10歳以上、20〜40分、2,940円。
2006年にアドルング社(ドイツ)から発売されたカードゲーム。今回の日本語版は、イタリアのdVジョーキ社が2010年に制作した第2版(”The Castle of the Devil”)に基づく。
悪魔城に向かう馬車に、敵対する二つの秘密結社が乗り合わせた。お互いに分かっていることは、全員が2つの敵対する秘密結社のどちらかに所属しているということ。しかし、味方が誰かさえも最初は知らされていない。
秘密結社はそれぞれ、「聖杯」か「鍵」を集めるという目的を持っている。相手の手札を確認する「スパイ」、アイテムカードをほかのプレイヤーと交換する「トレード」、相手に決闘を申し込む「対決」といったアクションを通して情報を集め、味方を探しながら敵に悟られることなく目的のアイテムを集めなければならない。
お互いの思惑、推理がアツく交錯する人狼系カードゲーム。推理もさることながら、協力の要素も楽しめる。
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