テンデイズゲームズは10月26日、『メソス(MESOS)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:Y.カハナ&S.ルチアーニ、イラスト:K.アイトケン、2~5人用、10歳以上、30分、4950円(税込)。
クラニオ・クリエーションズ(イタリア)の今秋の新作で、デザインは『海鳴りのドラゴン』のカハナとルチアーニがあたった。古代における部族の長として部族民に仕事を与え、建物を建て、自分の部族の暮しを充実させるタブロービルドゲーム。
手番には空いているアクションスペースにトーテムを置いて、そこに指示された場と枚数でキャラクターや建物のカードをドラフトする。先に選べるスペースは獲得するカードが少なく、獲得するカードが多いスペースは後になるので選択肢が減る。またこれによって次のラウンドの手番順も決まる仕組み。
キャラクターは6種類でさまざまな効果を生み出し、建物はコストを払って獲得し得点と効果をもたらす。イベントカードが場に出ると、食料の支払いやキャラクターによる得点などが発生する。10ラウンドでゲームは終了し、名声ポイントの合計が多いプレイヤーが勝者。
カード効果はアイコン。複雑な効果がない分、コンボで得点を増やす道筋が見えやすく、それゆえドラフトも悩ましい作品だ。