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札幌開拓で名声を競う『Sapporo -1876-』7月15日発売

うちばこやは7月15日、『Sapporo -1876-(サッポロ1876)』を発売した。ゲームデザイン・ゲームデザイン:Takeo Yamada、アートワーク:浅野竜希、ボックスイラスト:ウラベロシナンテ、2人用、12歳以上、45分、5800円(税込)。

明治時代に札幌に開拓移住した地方藩士となり、札幌農学校で子弟を育成して、氏族の名声を競う2人用ボードゲーム。「精神科医のボードゲーム日記」のtakewatch氏がデザインし、『アマルフィ』に続いてリリースされたストラテジーゲームである。

手番にはの王学校、中央市庁舎、開拓使村、異人館のいずれかを選び、資源を支払ってアクションポイントを得る。そのアクションポイントで移動先に対応するアクションを実行する。ワーカーを増やし、そのワーカーを開拓や市議会に出し、さまざまな効果をもった建物やボーナス得点をもたらす有力者を獲得する。

手番プレイヤーがアクションを行った後、相手も同じアクションを実行する。このバリアブルフェイズにより、自分だけが得をするアクションを選べるか、互いの状況と狙いをよく見極めて行動することが勝利の鍵となる。

選択した行動によって「収穫」と「決算」という2つのトラックが進み、収穫では開拓の進度によって資源やお金が、決算では市議会のマジョリティで得点が入る。収穫と決算が合計5回発生したらゲーム終了で、合計得点で勝者を決める。

建物と有力者の組み合わせによってゲームごとに異なる戦略が生まれ、うちばこやプロデュースのハイクオリティなコンポーネントも見どころ。ミドル級のほどよいプレイ感で濃厚な戦いが楽しめる。

うちばこや:Sapporo -1876-

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お宝まで道をつなごう『レース トゥ ザ トレジャー』日本語版、7月発売

ドリームブロッサムは7月、『レーストゥザトレジャー(Race to the Treasure!)』日本語版を発売した。ゲームデザイン:G.マノラ、イラスト:A.マーフィー、1~4人用、5歳以上、20分、2970円(税込)。

オリジナルはゴーキッズ/玩樂小子(台湾)から2012年に発売された作品。道をつなげてハンターより先にゴールを目指す協力ゲームだ。

ダイスで指定されたマスにカギを置いてスタート。タイルをめくって道だったらスタートからつながるように配置し、ハンターだったらハンターのスペースに置く。ハンターが一定数めくられる前に、カギを通って道をゴールまでつなげられれば全員の勝利となる。

タイルをどこに置くかは、みんなで相談して決めよう。

ドリームブロッサム:レーストゥザトレジャー