ゲームマーケット2022秋:日本語版の新作
今回のゲームマーケットは、エッセン・シュピールの時期に重なったこともあり、各社とも新作をこれでもかというほど投入してきている。会場特別価格で販売されているものも多いが、高額なものが多いので、創作同人ゲームと併せて事前に吟味し、しっかり予算を立てて臨みたい。中には数量が少ないものもあるので、購入予定のものは早めに狙おう。
両A01 アークライト
□エクリプス 25000円
□キーフラワー 8500円
□エルドラドを探して:ムイスカと危難 3500円
□クランク!:猿王の神殿 3000円
□クランク!:黄金と蜘蛛の糸 3000円
□カートグラファー:勇者たちの門出 2500円
□ネメシス:ロックダウン 27000円
両A08 サニーバード
□トリックマイスター 2640円
□マウンテン53 3500円
□まわして!そろえて!ビンゴ島 4400円
両A09 グループSNE
□ツタンカーメン 3200円
両A18 イエローサブマリン(テンデイズゲームズ)
□ティルトゥム 9350円
□兵馬俑 11000円
□フォーラムロマナムの商人 2860円
両A26 Engames×コロコロ堂
□オリハルコン 6600円
□ドッグパーク 7700円
□同拡張有名な犬たち 1650円
□同拡張ヨーロッパの犬たち 1650円
□TEN 2750円
□コンサンプション 7700円
□コンサンプション:おかわり 2200円
両A35 リゴレ
□カフーツ 2200円
両A39 JELLY JELLY GAMES
□スーパーメガラッキーボックス 3000円
□ディセプション:協力者たち 2700円
両A50 ジーピー
□ザ・クルー:深海に眠る遺跡 2200円
両A60 ホビージャパン
□アティワ 8800円
□3000人のならずもの 6500円
□甲虫相撲 5000円
□スカイマイン 9900円
□スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ パンデミックシステムゲーム 7000円
両A61 すごろくや
□メイズスケイプ:不思議の迷宮 1650円
□メイズスケイプ:ミノタウロスの謎 1650円
両A63 ゲームストア・バネスト(NGO)
□フラフー! 1800円
両ス08 数寄ゲームズ
□パーラ 2000円
□リフトフォース 3000円
土ツ16 TUOPIC GAMES
□キュビトス 7700円
ブース番号、ブース名、価格は会場価格(違っているものがあればお知らせ下さい)
始皇帝の副葬品を製作『兵馬俑』日本語版、10月29日発売
テンデイズゲームズは10月29日、『兵馬俑(Terracotta Army)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:P.フォーナル&A.クワピンスキ、イラスト:Z.コラコウスカ&L.A.ザワダ、1~4人用、14歳以上、90~120分、11000円(税込)。
オリジナルはボード&ダイス社(ポーランド)から今夏発売された作品。秦の始皇帝の死後、職人となって副葬品の兵馬俑を作るワーカープレイスメントゲーム。作者のひとりクワピンスキは『オリジンズ:ファーストビルダーズ』『ネメシス:ロックダウン』などの作品がある。
アクションスペースは三重のホイールになっており、外周のスペースにワーカーを置いて3つのアクションを実行する。コストを払えばホイールを回して組み合わせを変えることも可能。また、「職人」を「名工」にアップグレードすれば、占有されたアクションスペースも選択できるようになる。
兵馬俑の材料となる粘土は乾かさなければ使用できず、量だけでなく状態のマネージメントが求められる。そして作られる兵馬俑には武官、射手、馬、歩兵があり、プレイヤーカラーの枠をはめて配置し、種類ごとに異なる得点や効果が得られる。配置スペースの陣取りもあり、的確な判断が求められる。
並べることでものすごいインパクトが生まれるミニチュアだけでなく、ワーカープレイスメントのメカニクスもよく練り込まれた作品。