英語版ドイツゲーム、新会社から
Terminal City Gamersによると、今年ユーバープレイ(Ueberplay)というブランドが立ち上がり、ドイツゲームの英語版を発表することがわかりました。ラインナップは5つです。
・ニューイングランド(New England/A.R.Moon)」…今年のニュルンベルクで発表されたばかりの新作。今度のメビウス頒布会で予定されています。
・ハイソサエティー(新題はニューマネー)(High Society-New Money/R.Knizia)…クニツィアの名作として名高い競りゲーム。絶版になって久しいのですが人気は衰えません。
・ザラヘムラの開拓者(The Settlers of Zarahemla」…カタンシリーズの新作。ドイツ圏外で発売されるオリジナルとしては「カナンの開拓者」以来となります。
以上の3作が現在のところ明らかになっています。このほか、現在ハンス・イム・グリュックとリオ・グランデで扱われているクニツィアの作品2作と、もう1作(おそらくヴレーデの作品)が予定されているとのことです。
ドイツで絶版になっている人気ゲームや、ドイツゲームの流れを汲むオリジナルゲームがアメリカで発売されるという流れはいよいよ強くなってきました。(Uberplay)
書店でボードゲーム
「ボードゲーム天国」のオフィス新大陸は、都内主要書店でボードゲームのキャラバンを開催することを発表しました。店頭にゲームをディスプレイし、フリープレイ卓も設営。誰でも簡単に遊べるようにティーチングスタッフが常駐してルール説明をしてくれます。国内で発売されているゲームをはじめ、エッセン・ニュルンベルクで発表されたばかりの新作もプレイできるとのことです。第1回は三省堂神田本店にて4月1日から10日間。
「ボードゲーム天国」にも触れられていたオフィス新大陸・竹内書店新社の新流通プロジェクト。このイベントはその一環として大いに注目されます。これまで全くボードゲームを知らなかった人に、気軽にゲームに触れる機会ができることも意義があります。出展(+販売)されるゲームはカプコン、エポック、グラパックジャパンなどで、超新作もお目見えする予定。一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。(雄山閣)