暗闇のフロア、PC版
2Fシュピーレはエッセンで発売されたばかりの新作、暗闇のフロアのPC版をフリーダウンロードで公開しました。モンスターの習性をよく読んで、自分の仲間を食べられないようにするゲームで、現地投票でも評価が高かったゲームです。アッティカやインシュとともに、発売早々に無料で遊べるというPRがトレンドとなっています。
モンスターは初めに向いている方向に進み始めます。途中で左右の視界に人間が現れると方向転換して襲い掛かります。ただし、同じ距離に2人の人間がいると、どちらも襲えなくなるという習性があります。さまざまなアイテムを配置してモンスターから人間を守りましょう。操作パネルの上から順に、
1.緑のスマイル…プレイヤーです。1人もモンスターに食べられてはなりません。
2.黄色のスマイル…他プレイヤーです。全員モンスターに食べられなければなりません。
3.壁…モンスターの視界を遮ります。これにモンスターがぶつかると、後ろにあるものは壁ごと押されます。周りの壁まで押されると人間はつぶれてしまいます。
4.左向きの壁…モンスターがぶつかると、必ず左に曲がります。
5.右向きの壁…モンスターがぶつかると、必ず右に曲がります。
6.反対向きの壁…モンスターがぶつかると、必ず180度回転します。
7.ガラス…視界を遮らない壁です。
8.墓場…モンスターが入ると死にます。
9.血糊…モンスターはスリップしてしまい、左右に曲がれません。
最初から置かれているものは動かせません。指定されたアイテムをクリックで全て配置したらスタート。緑を一匹も殺させずに黄色を全て殺させればクリアです。現在18面まで遊ぶことができ、ホームページで毎週公開されるパスワードを入力すればその先のステージも遊ぶことができます。このステージをクリアすればキーワードがわかり、それをホームページに応募すれば素敵な賞品がもらえるそうです。まずは第1ステージから練習してみましょう。
完全なパズルゲームですが、ソリテアで力試しをしてはいかがでしょうか。なお、ボード版は多人数プレイ可能で、テレポートなどの追加アイテムや若干のルールの違いがあります。(2F Spiele)
ドイツカードゲーム賞は「コロレット」
ドイツのゲーム専門誌「フェアプレイ」は毎年恒例となったカードゲームだけを対象としたアワード「アラカルト(a la carte)」を発表しました。30名以上のゲーム専門家が選んだ1位はコロレット。年間大賞(ノミネート)、ドイツゲーム賞(9位)に続きドイツ3賞を制覇しました。ミヒャエル・シャハトの手軽で悩ましいカードゲームで、国内外で評判がよかったものですが、この受賞で名実ともに今年のベストカードゲームということができそうです。2位もドイツ両賞に入っている宝石商、3位には他賞を受けていないヨーロッパツアーが入りました。4位以降の詳細はSpielboxから報じられました。(Gamas We Play)
【アラカルト・ドイツカードゲーム賞】
1位 コロレット(Coloretto, M.Schacht, Abacus)
2位 宝石商(Edel, Stein & Reich, R.Staupe, alea)
3位 ヨーロッパツアー(Europa Tour, A.R.Moon&A.Weissbrum, Schmidt)
4位 カナル・グランデ(Canal Grande, A.R.Moon,A.Weissbrum, Adlung)
5位 ジキル博士とハイド氏(Dr. Jekyll & Mr. Hyde, W.Werner, Bambus)
6位 ギロチン(Guillotine, P.Peterson, Amigo)
7位 バルーンカップ(Ballon Cup, S.Glenn, Kosmos)
8位 ムガル(Mogul, M.Schacht, Timbuktu)
9位 太っちょカーズ(Fette Autos, H.Glumpler, Erkonig)
10位 指輪物語・決闘(Der Herr der Ringe – Das Duell, P.Neugebauer, Kosmos)