ラミーキューブ世界選手権、日本人が優勝
9月19〜22日、第5回ラミーキューブ世界選手権がスイスのセント・モーリッツで開催され、日本人の桑原正人氏が優勝しました。この大会は1991年のイスラエル大会を皮切りに3年に1度開かれており、今回は過去最大となる26ヶ国の代表が世界一をかけて戦いました。
桑原氏は第1回に続いて2回目の優勝という快挙です。大会の写真集はこちらで、アルプスを背景に大きいトロフィーを持っている桑原氏の姿を確認することができます。おめでとうございます。
ラミーキューブ(Rummikub)はイスラエル生まれの数字合わせゲーム。持ち札のタイルを場札と組み合わせて早くなくすことをめざすパズル志向のゲームです。1980年のドイツ年間ゲーム大賞など数々のアワードを受賞し、世界中でこれまで4000万売られました。日本版はこれまでいくつか発売されましたがまもなく絶版になっており、入手するには海外版を購入するか、店頭在庫を求めるしかないという状態です。(Rummikub)
〈参考〉公式ページ(英語)・日本語ページ
飛行機の中で「ゲームの夕べ」
ドイツの飛行機会社ジャーマンウィングスは今月16日、18:30発ケルン・ボン発ドレスデン行きの国内線で、ゲームを遊んだり懸賞つきのクイズに答えたりするゲームの夕べを開催することを明らかにしました。
ドレスデンにあるカール=クーベル子ども・家族基金フェルゼンヴェーク研究所と、ドイツ年間ゲーム大賞協会が協力し、スペシャルゲストとしてクラウス・トイバーが搭乗します。航空会社の社長は「ただ座って新聞を読んでいるだけではなく、飛行機はもっと楽しくできる。これまでもポップコンサートやマスコミ会議、朗読会を開いてきた。でも16日のゲームの夕べははたぶん世界初の雲の上で行う飛行機パーティーとなるだろう」と言っています。
エッセン国際ゲーム祭を間近に控え、盛り上がりを見せるゲームシーンですが、この勢いをさまざまな場面に投入し、社会を活性化させていく試みとして注目されます。(Spielbox)