弱肉強食バトルゲーム『どんとこい! 竹林大冒険』日本語版、5月26日発売
グループSNE/cosaicは5月26日、『どんとこい! 竹林大冒険(Come on! Bite me!)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:冯伟峰(フェン・ウェイフェン)、3~10人用、8歳以上、20分、2200円(税込)。
ジョイパイ卓一派(中国)から2015年に発売された作品。ウサギやヘビ、トラといった動物だけでなく、ハンターからバクテリア(!)まで参戦する弱肉強食のカードゲームだ。
各プレイヤーは『クク』のようにカードを1枚ずつ持ち、手番には誰かを選んでバトルしたり、仲間を呼び寄せて戦利品を獲得したり、カードを変更したり、あるいは何もせずにターンをスキップしたりする。バトルは数字比べで行い、勝てば得点になる。しかし他のプレイヤーに正体がばれて攻撃される恐れもある。バトル勝利や戦利品の得点合計で勝敗を決める。
バトルで負けると新たに山札からカードを引くので仕返しもできるだろう。バトルで弱い動物でも仲間を呼び寄せて包囲すれば戦利品を獲得できるので、慌ててカードを変更しなくてもよい。
状況の読み合いとシンプルな弱肉強食バトルに加え、複数で強い動物に挑む「集団バトル」や、動物の特殊能力によって意外な展開も発生する。多人数でも楽しめるパーティーゲームだ。
2人用推理ゲーム『Mr.ジャック』新版、多言語版で5月下旬発売
ホビージャパンは5月下旬、『Mr.ジャック(Mr. Jack)』2023年新版を日本語を含む多言語版で発売する。ゲームデザイン:B.カタラ&L.モーブロン、イラスト:ピエロ、2人用、9歳以上、30分、4950円(税込)。
2006年に発売された2人用非対称ゲームで、箱や内容物のデザインをリニューアルしたもの。多言語版の発売は2016年以来となる。ルールに変更はない。
1888年のロンドン・ホワイトチャペル地区で、ジャック・ザ・リッパー(切り裂きジャック)と腕利き捜査官が繰り広げる捕物帖。捜査官の1人になりすましたジャックを、他の捜査官たちは見抜くことができるだろうか。
捜査官とジャックに分かれ、捜査官はジャックが電灯か他の人の隣にいるかを訊き、8ラウンドまでにジャックを特定することを目指し、ジャックは暗闇を巧みに利用して捜査を遅らせ、ホワイトチャペル地区からの脱出を図る。
実在した容疑者やロンドン市警の警官、あの名探偵までもがキャラクターとして集合し、お互い特殊能力を駆使した攻防はゲームごとに異なる展開を生み出す。
内容物:ゲームボード 1枚、キャラクターコマ 8個、キャラクターカード 8枚、アリバイカード 8枚、非常線トークン 2枚、マンホールタイル 2枚、ガス燈タイル 6枚、ラウンド・マーカー 1個、目撃者カード 1枚 他