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7月のメビウス便

7月29日に届いたメビウス便を7月31日のOさん卓自宅ゲーム会でプレイ。
 猛暑が連日続いているが、エアコンの効いた室内は天国である。さすがにゲームに熱中しても熱中症にはなるまい。
エルサレム(レッドグローヴ) 12歳以上/2-4人/90分 (8点)

 「エルサレム」はミケレ・ムラがデザインしたゲームで、イタリアの新興メーカーのレッドグローヴが出版、ドイツではアバクスが販売している。
 ムラはこれまでに「おきらく学園」や「ルンガルノ」を発表したイタリア人デザイナーで、このゲームが彼の3作目にあたる。またアーレアやアバクスのイタリア語ルールの翻訳者でもある。
 レビューサイト「クルクマンズ・ゲームボックス(KULKMANN’S G@MEBOX)」では、2010年のボックス・スター賞に選出された。

◎「エルサレム」のボックスアート

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『シャドウハンターズ』ドイツ語版に

コスモス社(ドイツ・シュトゥットガルト)が、今秋のエッセン国際ゲーム祭で発表する新作に、池田康隆氏の『シャドウハンターズ』のドイツ語版が入った。デザイナーズゲームで日本人の作品がドイツデビューするのは今春の『アールエコ』(川崎晋氏)に続いて2例目。大箱のボードゲームでは初となった。ドイツ語のタイトルは『夜の狩人(Jäger der Nacht)』。
『シャドウハンターズ』はゲームリパブリックから2005年に発売され、アメリカのズィーマンゲームズ社から英語版(2008年)、フランスのマタゴー社からフランス語版(2009年)が発売され、フランス年間ゲーム大賞にノミネートされている。
キャラクターによって勝利条件が変わるという、ドイツゲームにないタイプのゲームとして、2011年のドイツを中心とするゲームシーンでどう評価されていくかが注目される。
Kosmos Verlag:Jäger der Nacht