『なんてったってホノルル』日本語版発売
ホビージャパンは本日、地理トリビアゲーム『なんてったってホノルル(Ausgerechnet Honolulu)』を発売した。2〜6人用、10歳以上、20分、2,100円。
ランダムに登場する都市名を、東西南北に並べるドイツのカードゲーム。2006年にアラカルト・カードゲーム賞を受賞した『なんてったってブクステフーデ』(ドイツ国内)、『なんてったってウプサラ』(ヨーロッパ)の全世界版となる。今月発売されるボードゲーム情報誌『アメージングテーブルゲーム』2号付録『なんてったってさいたま』(日本国内)の元ネタでもある。
中央に1枚の都市カードを置いてスタート、自分の番になったら1枚引いて、前に置かれたカードから東西南北のいずれかに並べていく。間違っていると思ったらコール。カードを裏返すと緯度・経度が書かれており、当たっていればチップをもらえる。アフリカや中央アジアなどで聞いたこともない都市名がどんどん出てくるので、知識以上に知ったかぶりの演技力がものをいう。普段ゲームを遊ばない人にも。
・ホビージャパンゲームブログ:行こう、行こう、湯の国へ『なんてったってホノルル』
シュピール’11新作情報:チェコゲームズ出版
ぶっとんだテーマと斬新なシステムの組み合わせの妙で注目を集めるチェコゲームズ出版。今年も見事なラインナップです。
★ダンジョンペット(Dungeon Petz)
V.フヴァーキル作、2〜4人用、12歳以上、90分。
『ダンジョンロード』の続編。インプのリーダーとなって、ダンジョンロードに気に入ってもらえそうなペットを飼育します。ペットといっても、魔法を知っていて、いたずら好きで、手に負えないモンスターばかり。同時にインプの数を出す独特のワーカープレイスメントでペットを育て、ペットのいろいろな要求にこたえたり、大会に出品して賞金を稼ぎます。
★ピクトマニア(Pictomania)
V.フヴァーキル作、3〜6人用、9歳以上、45分。
「男」「女」「少年」「少女」「老人」「老女」「赤ちゃん」というように区別の難しいカードを渡され、その中から指定された絵を描きます。ほかの人もそれぞれ別のカードを渡され、同時に絵を描いています。先に描き終えて、ほかの人がどれを描いているか当てましょう。先に当たるほど得点も上がります。細かい部分を描いている暇はありません。
★遺言(Last Will)
V.スヒー作、2〜5人用、12歳以上、60分。
おじの遺言では、お金を一番最初に使いきった人に遺産を相続するとありました。そこで甥であるプレイヤーたちは、劇場や高級レストランに通ったり、中古不動産を高額で買って叩き売りしたり、パーティーをしたりボートを買ったりといった無駄遣いの競争を始めます。最初に所持金を使い切った人が勝者です。
★ギャラクシートラッカー第2拡張(Galaxy Trucker – Die zweite Erweiterung)
V.フヴァーキル作、2〜5人用、10歳以上、90分。
リアルタイムで宇宙船を組み立てて航行するボードゲームに、2番目のビッグエクスパンションが出ます。宇宙船内にエイリアンが入り込み、船員を食べたり宇宙船を爆破したりします。
・Czech Games Edition
・シュピール’11新作情報