日本版The One Hundred投票開始
5800名のメンバーを有するmixiのコミュ「ボードゲーム」で、毎年恒例の「日本版The One Hundred」投票が始まった。12月15日まで受け付ける。
アメリカのブログで行われたものに刺激されて2005年から毎年行われている年末の恒例行事。各自好きな非電源系ゲームを15個挙げ、それを集計して100位までを発表する。発表年、生産地共に不問で、TRPG・TCGも含めてかまわない。昨年は161名が投票している。
過去の1位は『カタンの開拓者たち』(2005、2006、2008、2010、2011)が5回と圧倒し、『アクワイア』(2007)、『ドミニオン』(2009)が1回ずつ。1年以内に発売された新作は例年1割くらい入るが、10位以内に食い込むのはなかなか難しくなっている。昨年では『世界の七不思議』と『テレストレーション』が10位以内に入った。国産オリジナルはさらに上位に入りにくく、昨年は『ワードバスケット』が最高で30位、『ヴォーパルス』が48位、『シャドウハンターズ』が61位。
コミュのメンバーが昨年から800人近く増えた今年、結果はいかに。
・mixiボードゲームコミュ:日本版The One Hundred 2012(要mixiアカウント)
・過去の結果:2005|2006|2007|2008|2009|2010|2011
『アグリコラ:牧場の動物たち』日本語版発売
ホビージャパンは本日、名作農業ゲーム『アグリコラ』を2人だけで手軽に楽しめる『アグリコラ:牧場の動物たち(Agricola – Die Bauern und das liebe Vieh)』日本語版を発売した。2人専用、12歳以上、30分、3,990円。注目の新作が予定より1ヶ月近く遅れての登場だ。
国内外で人気の高い『アグリコラ』を、単体で短時間で遊べるようにした作品。『アグリコラ』では2人で60分ほどだったプレイ時間を30分に短縮。木製のかわいい動物コマがたくさん入っており、より多くの人が遊べるようになっている。オリジナルは今春、ルックアウトシュピーレ(ドイツ)が発表したもので、2012年の国際ゲーマーズ賞(2人ゲーム部門)に輝き、すでに今秋に拡張タイル(国内未発売)も発売されている。
プレイヤーは農夫となって羊、猪、牛、馬を飼育する。3人の働き手に手伝ってもらい、動物たちを農場で飼ったり、厩を作ったり、柵で囲んで牧場を作ったり、農場を広げたりしていく。厩は家畜小屋に、住居は木骨造りの家に改築できる。毎ラウンド、働き手はそれぞれ1アクションずつ行うが、どのアクションが選べるかは全て、ゲームボード上にあって一目瞭然。どのアクションも1ラウンドにつき1回しか使えないが、両プレイヤーが働き手を交互に置くので、重要なアクションを確実に行えるかどうかは、両者の駆け引き次第となる。ゲーム終了時により多く動物を飼育し、より価値の高い建物を建てたほうが勝者となる。