フェイム・アス(Fame Us)
ああ、あの人ね!
「お金持ち」「図々しい」「テレビに出る」などのカードを1枚ずつ増やしながら、その全てに合致する有名人を考えるコミュニケーション系ゲーム有名人を考えるゲーム。『こんなもの、どんなもの(Ein solches Ding)』と同じルールだが、人を当てるというところが特徴となっている。
自分の番には手札から場に1枚出すか、パスして1枚引くか、前の人にチャレンジするか。しばらくは「ああ、あの人ね!」とかいいながら1枚ずつ出していくが、枚数が増えるにつれて「そんな人いたかな・・・・・・?」という疑問が起こってくる。迷ったときは砂時計を使って、落ちるまでに決めなければならない。
「そんな人いねーよ!」と思ったらチャレンジ。前の人は、それまでに出たカード全てに当てはまる人を言わなければならない。言えればチャレンジした人がペナルティー、言えないか、言えても全員の投票で却下されれば前の人のペナルティーとなる(山札からカードを引かされる)。
例えば「失恋したことがある」「テレビに出る」「タイムトラベラー」あたりはドラえもんとか、バック・トゥ・ザ・フューチャーのマーティーなどが考えられるが、その中に誰かが「実在する」とか出した途端、チャレンジするかどうかが難しくなる。最終的には投票で決まるので、こじつける方法も。
勝敗は『キャット&チョコレート』式で、予めチームカードが配られており、ゲーム終了時に残った手札の合計が少ないチームが勝つ。やみくもに反対できないようにしたルールだ。
写真は「苗字がない」「刑務所に行くべき」というところでざわざわ。でも一応いそうだということで進んだが、チャレンジされたhataさんがジョジョのキャラクターを言い、「そいつは苗字があるよ」ということで否決されていた。ディーヴァスチームの勝利。
カードを出すたびに、「あの人は違う」「この人は微妙か」などとみんながコメントすると楽しい(「この人は当てはまる」とは決していわないのがポイント)。思いつかなくても、みんなのコメントがヒントになって、出すカードが見つかることもあるし、思いつかないのに適当に出してみたら次の人がスルーすることもある。このブラフの要素もまた楽しい。
Fame Us
C.エルミア/アスモデ(2011年)
4~8人用/10歳以上/15分
国内未発売
ホビージャパンゲーム体験会、秋葉原で定期開催
ホビージャパンの日本語版ボードゲームなど、最新作をプレイできる体験会が、1月19日を皮切りに定期開催されることになった。ロール&ロールステーション秋葉原店にて毎月第3土曜日13時から。途中退出・途中参加可能。
これまでも不定期に開催されており、発売前の作品まで遊べることもあって人気を集めていた。第1回の1月19日は、今週発売されたばかりの『ファウナ』日本語版、今月末に発売予定の『斬―サムライソード―』などがお目見えするほか、当日お楽しみのサプライズも。
参加者には、映画『ホビット 思いがけない冒険』の公開記念ノベルティプレゼントも用意されている。今週末は秋葉原へ行こう!