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ゲームマーケット2023秋:新作評価アンケート結果、1位は『クックドゥードゥルシミュレーター』

ゲームマーケット2023秋(12月9・10日、東京ビッグサイト)で発表された新作について、当サイトで1ヶ月半にわたって評価アンケートを行った。自由記述式で564名に評価頂いた結果、『クックドゥードゥルシミュレーター』が平均評価1位となった。2位以下は以下の通り。

ゲームマーケット新作評価アンケートは、Googleアカウントがあれば誰でも投票することができ、期間内に遊んだゲーム名と、とても面白い=5~全く面白くない=1の数値を記入してもらった。投票者の内訳は男性78%・女性21%、10代3%・20代23%・30代42%・40代24%・50代7%、居住地は関東70%・近畿12%・中部8%・北海道2%・東北2%・中国2%・九州沖縄2%で、今回のゲームマーケットへの参加した人は74%だった。全体では688タイトル(旧作含む)、のべ3645タイトルが挙げられた。投票者1人あたりに換算すると6.5タイトルとなる。最多投票者は72タイトルを評価した。

評価平均1位の『クックドゥードゥルシミュレーター』は養鶏場を経営するワーカープレイスメントゲーム。ゲームマーケット初出展のオニギリゲームズの作品で、キックスターターも成功させている。2位は『異世界ギルドマスターズ』の六角えんぴつによるSFピック&デリバリー『エーテルグライダー』。1位、2位とも90分以上の高価格帯ゲーマーズゲームである。3位はシーソーを使ったマンカラゲーム『ガイアクロック』が入った。評価平均4.0以上となったタイトル数は前回から3タイトル減の18タイトル。

英語表記/カタカナ表記などの表記ゆれ、「・」「!」などの有無、軽微な誤字脱字は合わせて集計している。投票して下さった方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。

【ゲームマーケット2023秋:新作評価アンケート結果】(評価平均/投票者数。20票以上・評価平均4.0以上)
1位:クックドゥードゥルシミュレーター(オニギリゲームズ)4.84/43
2位:エーテルグライダー(六角えんぴつ)4.57/30
3位:ガイアクロック(natriumlamp games)4.5/20
4位:ザ・カカポ バディ&パーティ(チャトラゲームズ)4.41/34
5位:いかだの5人(オインクゲームズ)4.38/42
6位:SIGN-サイン-(ボードゲームショップあそびば)4.37/30
7位:ワードインディアン(ゆるあーと)4.36/28
8位:ヒュードロドロップ(オインクゲームズ)4.32/28
9位:アイドルアライブ(SUSABI GAMES)4.28/29
10位:King of Angler ~目指せ釣り人の頂点~(RMBC)4.24/25
10位:テクテクポン(Studio Citrine)4.24/25
12位:スペースバッカニア(てんぐすたん)4.15/20
13位:暁のナイル(植民地戦争+α)4.12/34
14位:ラストペンギン(ケンチャンヌ)4.09/22
15位:ヤブロークエスト(ボドゲイム)4.06/31
16位:ゴーレム(ForGames)4.04/26
17位:ミュルマミウスの虜(HEY!)4.00/21
18位:アイスクリード(Studio Citrine)4.00/20
※1月27日追記:再集計のため12位以降変動あり

規定票未満で評価の高かった作品(15~19票・4.00以上、五十音順):
・カエルキャッチ(ぶれけけゲームズ)
・Gamble Rabbit(クー・ドゥー・ラパン)
・シホウディーラー(倦怠期)
・Zoo Stock(Vic Village)
・スカイプロジェクト(ホタルシステム)
・スリーブソムリエ(ねこひげーむず)
・沈黙ノ艦長(アソビション)
・HIDE and SHARK(おにもちぱん)
・ベネチアのおみやげ(パンパス)
・ペンギンの消えた足跡(杓子兵器)
・みんなでミスれば怖くない!?(QuizX)
・迷宮メイカーズ(ボドゲイム)
・モリノカエリミチ(アソビツクース)
・Lunker FISH(どすこい喫茶やま工房)

上記以外で投票者数が多かった作品(30票以上)
・スノープランナー Snow planner(14games)78票(評価数1位)
・MOT COIN(四等星)73票
・LOOP(BrainBrainGames)61票
・Eleven(新ボードゲーム党)58票
・六華(アークライト)50票
・レンソービンゴ!(ウェーブルーズ)41票
・ゴーアウトガール(ハレルヤロックボーイ)37票
・マインアウト新版(操られ人形館)37票
・グミトリック(OKAZU brand)35票
・HAM-FARM(ハムファーム)(MARU.)35票
・忍びのがっこう(くじらだま)33票
・埴輪の商人(WYゲームズ)32票

過去の結果はタグ「GM新作評価」から見ることができます。

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『イーオンズ・エンド:新たな時代』日本語版、2月22日発売

Aeonsendnewagejアークライトゲームズは2月22日、『イーオンズ・エンド:新たな時代(Aeon’s End: The New Age)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:J.イグレシアス&N.リトル&K.ライリー、イラスト:ゴングスタジオ、1~4人用、14歳以上、60分、9900円(税込)。単体でも、基本セットやその他の拡張セットと組み合わせてもプレイできる。

協力型デッキビルド『イーオンズ・エンド』(2016年)シリーズ作品として2019年に発売された。「探索行」キャンペーンで何回かゲームを行い、プレイするたびにプレイヤーも敵も強くなっていく。

カードに書かれたストーリーを読み進めながら地下からの侵略者ネメシスと戦う。初期状態で公開されているネメシスは1体のみだが、カードに従って指定の封筒を順番に空け、より強力なネメシスに挑む。1ゲーム終わるごとに手に入る「トレジャーカード」でプレイヤーも成長していく。

キャンペーンがクリアしても、ランダムな強敵に挑むことができ、他のシリーズを追加すれば、より多くの組み合わせで戦える。また、付属のプロモカード27枚には、ネメシスカード1種、呪文カード3種、宝石カード1種が含まれている。

内容物:ルール説明書 1冊、初ゲームの手引 1枚、探索行終了後の手引 1冊、体力ダイヤル 2個、封筒 7通、カード 441枚、プレイヤーマット 4枚、ネメシスマット 1枚、巣窟マット 1枚、体力トークン 45個、チャージトークン 24個、波動トークン 20個、飛行体トークン/幼体トークン 19個、パワートークン 10個、プレイヤー番号トークン 7個、カード仕切り板 19枚、破孔タイル 19枚、プロモカード 27枚、その他(カードサイズ:63.5×89mm)

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