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ファンタジーフライト、アスモデに合併

アスモデ、ファンタジーフライトを合併アスモデ社(フランス)は17日、ファンタジーフライト社(アメリカ)を合併することを明らかにした。アスモデ社は、8月にデイズ・オブ・ワンダー社(フランス/アメリカ)を合併しており(TGiWニュース:デイズ・オブ・ワンダー、アスモデに合併)、急速に影響力を拡大している。
ファンタジーフライト社は『スターウォーズ』『七王国の玉座』『ロード・オブ・ザ・リング』『シド・マイヤーズ・シヴィライゼーション』などの人気作品があり、ヨーロッパでの販路の拡大を見込む。また、アスモデ社にとっても、北米市場への展開と、北米市場向けの新製品の開発ができるメリットがある。
合併後もファンタジーフライト社は独立して出版を行うが、将来的には共同開発も予定している。ファンタジーフライト社の製品の多くはこれまで通り、ファンタジーフライト社のロゴで発売されるが、アスモデグループのブランドに相応しいものはそのロゴに変更される。同様に、アスモデグループの製品でも、ファンタジーフライトのブランドに相応しいものはファンタジーフライトのロゴが付けられるという。
移行後に役員が退任したデイズ・オブ・ワンダー社の合併とは異なり、ファンタジーフライト社の役員はそのまま継続することになっており、合併というより販売提携の色彩が強い。
日本ではホビージャパンがアスモデ社の優先販売権をもっているが、『ブルームーン』などファンタジーフライト社の製品も販売しているため、大きな影響はないと見られる。
ICv2:Fantasy Flight Games Merges with Asmodee

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『テラミスティカ:氷と炎』日本語版、11月20日発売

テンデイズゲームズは11月20日、ファンタジー陣取りゲーム『テラミスティカ』の拡張セット『氷と炎(Feuer & Eis)』日本語版を発売した。J.ドレーゲミュラー、H.オスターターク作、2~5人用、12歳以上、プレイヤー人数×30分、5830円(税込)。プレイするためには『テラミスティカ』基本セットが必要となる。
先月ドイツ・エッセンで開かれたシュピール’14の新作。イエティなど地形を新たに変える種族6種類と、新しいゲームボードのほか、白とオレンジのプレイヤーコマセットが入っている。
新たなゲームボードやボーナスタイルによる変化により、基本セットとは違った戦略が生まれる。新たな勢力は、自らの地形をもたないものやボード上のパワーアクションの使用に特化した強さをもつものなど特徴的で、基本セットをやり込んでいても、新鮮なプレイ感覚が味わえる。さらに、新たに追加される手番順を決めるルールも追加できる。
『テラミスティカ』は一昨年の秋に発売され、ドイツゲーム賞、トリックトラック賞、ゴールデンギーク賞、ポーランド年間エキスパートゲーム大賞、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞ノミネート、国際ゲーマーズ賞ノミネート、チェコ年間ゲーム大賞ノミネート、オランダゲーム賞エキスパート部門ノミネート、ベルギー年間ゲーム大賞ノミネート、ポルトガル年間ゲーム大賞ファイナリストと、国際的に高い評価を受けている。日本ではテンデイズゲームズが日本語版を発売しているが、入荷するたびにすぐ売り切れている人気作品だ。
テンデイズゲームズ:テラミスティカ:拡張 氷と炎