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ボードゲーム消費金額2014、平均は15万5千円

先週から当サイトで行ったアンケート「ボードゲーム消費金額2014」の結果を発表します。回答者は228名でした。ご協力ありがとうございます。
今年1年、ボードゲームの購入に使った金額の平均は154,999円。矢野経済研究所「オタク」市場に関する調査結果(http://www.yano.co.jp/press/pdf/1334.pdf)で最も高かった「アイドル」(94,738円/247人の平均)の1.5倍以上です。ボードゲームは実際のところ、意外にお金のかかる趣味だということが分かります。
平均金額を月割すると1ヶ月13,000円ほど。大箱で2~3タイトル分といったところでしょうか。日本国内でリリースされる新作のタイトル数が同人作品を除いても200タイトル(1ヶ月あたり17タイトル)以上であることを考えると、決して多いとはいえません。欲しいゲームはいくらでもあるけれど、買うお金も遊ぶ時間も、しまう場所も追いつかないというのが愛好者の実情です。
回答者の分布はグラフの通りです。5~10万円が最も多いですが、全体では10万円未満より10万円以上が多い結果となりました。中には100万円を超える方も数名おり、平均が引き上げられています。
ボードゲーム消費金額2014

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トリックトラック賞2014に『ファイブ・トライブス』

フランスのゲームサイト「トリックトラック」では14日、今年で14回目となるトリックトラック賞を発表した。前もって発表されていたファイナリストからメンバーによる投票によって、『ファイブ・トライブス:ナカラの魔人(Five Tribes: the Djin of Naqala)』が金賞に選ばれた。
『ファイブ・トライブス:ナカラの魔人』は中東を舞台にしたフランスのボードゲーム。5つの部族を動かし、古の魔人を呼び出して、都市国家の富を手中にすることを目指す。今年の夏に発売され、秋のシュピールでは人気投票で12位に入っている。トリックトラック賞では昨年ドイツゲームの『テラミスティカ』を金賞に選んでいるが、今年は例年通りのフランスゲームが選ばれた。
銀賞には『ルイス・クラーク探検隊』、銅賞には『宝石の煌き』が選ばれ、フランスゲームがトップ3を占めた。4位以下も韓国人デザイナーの『コリョ』を除いてフランス語圏のゲームばかりとなり、ドイツゲームが3位までを独占したドイツゲーム賞と似た傾向となっている。
【トリックトラック賞2014最終結果】
金賞:ファイブ・トライブス:ナカラの魔人(Five Tribes: the Djin of Naqala)
銀賞:ルイス・クラーク探検隊(Lewis & Clark)
銅賞:宝石の煌き(Splendor)
4位:アビス(Abyss)
5位:ブリュッセル1893年(Brussels 1893)
6位:スパイリウム(Spyrium)
7位:中世のアカデミー(Medieval Academy)
8位:コンセプト(Concept)
9位:コリョ(Koryŏ)
10位:30カラット(30 Carats)
TricTrac:Le Tric Trac d’Or 2014 est…