名作レースゲーム『アベカエサル』日本語版、12月9日発売
数寄ゲームズは12月9日、『アベカエサル』日本語版を発売する。ゲームデザイン:W.リーデッサー、イラスト:イ・ガヒョン、2~6人用、12歳以上、30分、6930円(税込)。ゲームマーケットでは専用スリーブ付き7000円。
オリジナルはラベンスバーガー(ドイツ)から1989年に発売された作品。長年レアゲームとして有名だった作品で、メビウスゲームズが2004年に『キュージェット』としてSFテーマでリメイクしたこともある。今回の日本語版はダイスツリーゲームズ(韓国)が2022年に発売したものに基づく。
古代ローマの馬車レースをテーマにしたレースゲーム。各自のデッキから3枚の手札をもち、カードプレイでコースを3周して1位を目指す。コースがところどころ狭くなっていたり遠回りを余儀なくされたりして、お互いに後続をブロックし合うインタラクションが生まれるのに加え、途中で1回カエサルの謁見をするためピットインしなければいけないため、ポジショニングをめぐってエキサイティングな展開が楽しめる。
新版では3枚のボードの表裏を組み合わせることにより8種類のコースを作ることができる。また4レースの合計得点を変化させるなど5つのバリアントルール、隣りにいる馬車を攻撃できるなど7つの上級ルールが追加され、自由自在なプレイができる。
趣味や副業を集めて夢をかなえる『街コロライフ』12月15日発売
グランディングは12月15日、『街コロライフ』を発売する。ゲームデザイン・菅沼正夫、イラスト・堀田昇、2~5人用、10歳以上、15~45分、4480円(税込)。ゲームマーケット2023秋にて先行発売される。
ドイツ年間ゲーム大賞・フランス年間ゲーム大賞にノミネートされたミリオンセラー『街コロ』のメカニクスを使った人生ゲーム。趣味や副業などで「ハート」を集め、いくつもの夢をかなえて理想の人生を作り上げることを目指す。
手番には、1個か2個のサイコロを振り、出目が自分の持っている「趣味」や「副業」と一致するとハートを獲得。このハートを使って新たな「趣味」や「副業」「夢」を入手する。最初にカードの夢ポイント(勝利点)合計が8点以上に達したプレイヤーの勝利。
カードには「資格取得」「料理」など生活の基本から「推し活」「ライブ配信」「セレクトショップ」など世相を反映したものまでさまざまで、思い思いの人生を組み立てることができる。カードを交換できる「運命のいたずら」で逆転の要素も用意されている。
街コロライフ(Machikoro Life / Suganuma / Grounding, 2023)
ダイスを振ってハートを獲得し、新しい趣味や副業を増やして、大きな夢を叶える。マイホームからの別荘、ジムからの宇宙旅行など、カードの獲得順番がある。同じカードを複数枚獲得でき、「パートナーなんてなんぼいても良いですからね」 pic.twitter.com/WWINwyAxPp— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) January 29, 2024