『オニリム:最初の旅と七つの書』日本語版、2月下旬発売
ホビージャパンは2月下旬、1~2人用カードゲーム『オニリム:最初の旅と七つの書(Onirim 2. Edition)』を日本語版で発売する。S.トーベイ作、1~2人用、10歳以上、15分、3000円(税別)。
2010年にズィーマンゲームズ(カナダ)から発売され、日本語版にもなった『オニリム(Onirim)』が、7つの拡張セットを加え、箱のサイズがやや大きくなって再登場した。基本ゲームのルールとカードに加え、拡張ルールと拡張ルール用のカードが入っている。
プレイヤーは不思議な迷宮に迷い込んだ「夢を歩くもの(ドリームウォーカー)」となり、8つの夢の扉を探す。迷宮から抜け出すには、先へと続く扉を求めてさまざまな部屋をさまようか、それとも可能性と己の運にかけて、じっくり部屋を探してみるか。どちらの場合も、迷宮で待ち構えている恐ろしい悪夢に立ち向かう方法を考えておかなければならない。競う相手はゲームそのもので、1人で、もしくはパートナーと協力してゲームシステムに挑むことになる。
5枚の手札から、同じ色のカードが揃うように列を作って出していく。3枚連続して出せると扉カードをゲット。山札がなくなる前に8枚の扉カードを獲得できれば脱出成功、その前に山札がなくなれば失敗となる。山札の中から出てくる悪夢のカードをうまく回避できるかが成否を分ける。
7つの拡張セットには、『オニリム』初版の3つの拡張セット「足跡の書」「塔」「暗黒の前兆と幸福な夢」が含まれており、さらに4つが加わった。それぞれ独立してプレイすることも、組み合わせてプレイすることもできる。
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★マルコポーロの足あと(Auf den Spuren von Marco Polo)
S.ルキアーニ、D.タスキーニ作、2~4人用、12歳以上、90~120分。
『ツォルキン:マヤ神聖暦』のイタリア人デザイナーコンビの作品。2004年に同じタイトルで発売されたクニツィアの作品とは別物です。
1271年、マルコポーロは17歳で父と兄と中国に向かって出発しました。長く、骨の折れる旅はエルサレム、メソポタミアを通り、シルクロードに続き、1275年にクビライ・カーンの都に到着しました。プレイヤーはこの旅をたどっていきます。
★エルグランデ・ビッグボックス(El Grande Big Box)
W.クラマー、R.ウルリヒ作、2~5人用、12歳以上、60~120分。
1996年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞した作品の20周年記念版。スペインを舞台に領主たちが陣取りを繰り広げます。基本セットのほか、拡張セット『異端審問官と植民地』『王と参謀』『グランディッシモ』『プレイヤーエディション』が全て入っており、さらに追加のコンポーネントや記念版の拡張も付いています。
★カルカソンヌ・スターウォーズ版(Carcassonne – Star Wars Edition)
K.J.ヴレーデ作。
カルカソンヌが有名映画とタイアップして、舞台を宇宙に移します。