カードゲーム、キックスターター史上最高の支援者数
アメリカの資金調達(クラウドファンディング)サイト「キックスターター」にて、現在募集されているカードゲーム『爆発する子猫(Exploding Kittens)』出版プロジェクトが、同サイト史上最高の15万人という支援者を集めている。2月20日まで。
山札からカードを引き、子猫のカードを引くと爆発して負けるというロシアンルーレットゲーム。爆発を回避するカードや、手番をスキップするカード、山札の上から3枚を見れるカードなどを駆使して、生き残ることを目指す。
アメリカのコミックサイト”The Oatmeal”から生まれたプロジェクトで、マイクロソフト社でXboxのチーフデザインを担当しているE.リー氏らがデザインしたことにより注目を集め、開始20分で目標額(1万ドル)を達成。本日現在、15万7千人が支援を表明し、620万ドル(7億3600万円)を集めている。
出資募集額は一口20~500ドルで、20ドル(2400円)出資すると製品版、35ドル(4200円)出資で、製品版に加えて対象年齢30歳以上の恐怖版がつく。送料別で、発送は2015年7月頃の予定。興味ある方は出資してみてはいかが。
2月20日追記:最終的に21万9千人が支援し、878万ドル(10億4400千万円)を集めた。
・Kickstarter:Exploding Kittens
ブラック・アイライン2014(Black Eyeline 2014)
隠し切れない個性
「世間を騒がせた五人衆が一致団結する協力ゲーム」。裏になっているキーワードカードを交換していって、それぞれ対応する人物のところに置ければ全員の勝利となる。各自がもっている特殊能力をうまく生かして、情報を共有できるかがポイントだ。
全員に人物カードと、キーワードカードを1枚ずつ配る。キーワードカードの中にはNGカード「悪魔のささやき」が入っているため、1枚余ったものは場の中央に置く。キーワードカードは見ずに、人物カードだけオープンしてスタート。
NONO_59:スタートプレイヤー。「あなたにはわからないでしょうね!」といって自分の前にあるキーワードカードを自分以外のほかの人に見せる。キーワードカードは「温泉」。
ASUKA_YAKUKULEY:みんなのキーワードカードを見て、人物と合っていれば「Say yes」。キーワードカードは「合成麻薬MDMA」。
SAMURA_51:キーワードカードを1枚見て、その内容を10秒以内にジェスチャーで伝える。キーワードカードは「ゴーストライター」。
TROJAN HORSE_U:みんなに目を閉じてもらい、キーワードカードを交換する(遠隔操作)。キーワードカードは「コンピューターウイルス」。
PRINCESS_OBOKO:場の中央にあるカードを見て、「○○はあります」という。キーワードカードは「STAP細胞」。
2周したあとに、リーダーであるPRINCESS OBOKOが、これまでの情報をもとにキーワードカードを並べ替える。表にして全員の人物カードとキーワードカードが全て一致していれば全員の勝利。1つでも合っていなければ敗北となる。
5人プレイで5分ほど。誰の手番でも笑いが起きて楽しい。勝敗は1回目は失敗、2回目は成功。手番順によって、難しい場面と簡単な場面があるものの、後手番にどの人物が来るかをふまえて動くところもあり、ネタゲーにとどまらず協力ゲームとしてもよく出来ている。これから毎年シリーズ化してキャラクターを増やし、自由に組み合わせて遊べるようにしてほしい。
Black Eyeline 2014
作者不明/マガジェット(2014)
5人用/13歳以上/10分