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東京・新小岩のゲーミングバー「アンロック」で遊ぶ

ゲームマーケット前日、東京・新小岩のボードゲームバー「Unlock(アンロック)」を訪問。自由にくつろげる空間で、ボードゲームを楽しんだ。
アンロック(店頭)
JR総武線で秋葉原から13分。新小岩駅前の下町情緒漂うアーケードを通り、徒歩4分でアンロックに到着する。ゲームマーケットの会場である東京ビッグサイトからは、錦糸町駅行の都営バスを使うと乗り換え1回で着く。ゲームマーケットのアフターに使うのもよさそうだ。
40人も入るという広い店内では、5,6人のお客さんがゲームを遊んでいた。オーナーのイナム氏と、プロモーターのアル隊長氏からお話を伺ったが、ほかのお客さんも一緒に付き合って下さって、いろいろな話を聴くことができた。
「アンロック」の開店は昨年9月。オーナーのイナム氏は前職で夜勤の合間、仲間と遊べるものを探していて『ドミニオン』を見つけたのがきっかけ。当初はサブカルバーのようなものを考えていたが、結局ボードゲームがメインのバーにしたという。やがて秋葉原のイエローサブマリンで水曜日の会を主催しているアル隊長がこのお店で「金曜ボドゲ会」を開くようになり、ボードゲームも徐々に増えてきた。現在は100タイトルほどを常備している。
ボードゲームバーに1人で行くのは勇気がいるものだが、ゲームをしている人だけでなく、飲みながら喋っている人、食事をしている人もおり、声をかけられてすぐにゲームを遊ぶことができる。近所に住んでいる方も多く、まるで古くからの知り合いのように馴染んでいた。これも新小岩の下町情緒がなせる技であろうか。
余談ではあるが私は以前、亀有に住んでいて、行きつけの定食屋さんで店主やほかのお客さんとお知り合いになった。お喋りをしたり、一緒にテレビを見たりしてまるで家庭のように過ごしていたが、同じ葛飾区に属するアンロックにもその雰囲気がある。お洒落系でもマニア系でもなくて、とにかく居心地がいい。
途中で寝てしまってもOKのオールナイト金曜ボドゲ会、『ワニに乗る』などをガチで遊ぶアンロック杯や、駅前でビラ配りをしたり近所にポスティングしたりしたけれど結局来たお客さんはネット経由だったという話で盛り上がった後、『インカの黄金』と『カルカソンヌ:ゴールドラッシュ』を遊ぶ。その裏では『テーベ』が遊ばれていた。店内が広いため、隣のテーブルに遠慮しないで盛り上がれるのもよい。何なら人狼用に10人ぐらい入れる個室もある。
料金は心配になるぐらいの格安価格。その上お腹が空いたらパスタやピラフが安価で頼める。この価格なら学生でも気軽に来店できるだろう。実際、常連の学生さんがいて、ボードゲームキープ(自分のゲームを店内に置いていく)もあるとか。
あまりの居心地の良さに帰りたくなくなったが、次の日もあるので退出。初対面なのに、みんなで見送ってくれる温かさが身にしみた。また来たいと思う。
GamingBar UNLOCK
〒124-0024東京都葛飾区新小岩1-22-10-104
平日(月休)18:00~24:00/土日祝13:00~24:00(18時までは予約制)
平日2時間1000円、土日祝3時間1500円~
http://unlock-gamebar.jimdo.com/
アンロック(店内)

Posted in 日本語版リリース

『エルドリッチホラー:神秘の遺跡』日本語版、6月11日発売

アークライトは6月11日、クトゥルフ神話をテーマにした協力ゲーム『エルドリッチホラー』の拡張セット『神秘の遺跡(Eldritch Horror: Strange Remnants)』日本語版を発売する。1~8人用、14歳以上、120~240分、3200円(税別)。プレイするためには『エルドリッチホラー』基本セットが必要。
新しいエンシェントワンシート「惑星直列」のほか、新しい4人の探索者、新しい冒険、遭遇、クエスト、アーティファクト、助力、ユニーク助力、そして呪文カードを加える拡張セット。オリジナルは2015年に発売されたもので、このシリーズの拡張セットが日本語化されるのは『失われた知識』『狂気の山脈にて』に続いて3タイトル目。
プレイヤーは巨石のモニュメントがある遺跡を探検し、人類生存のための秘密を解き明かし、迫り来る最期の日を生き延びなければならない。チチェン・イツァ、イースター島、ストーンヘンジ、万里の長城といった実在の遺跡がゲームに登場。どんな秘密が隠されているか、自分の目で確かめよう。
アークライトゲームズ:エルドリッチホラー:神秘の遺跡
エルドリッチホラー:神秘の遺跡