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『トイレ我慢カードゲーム モレール』5月24日発売

スモール出版は5月24日、『トイレ我慢カードゲームモレール』を発売する。デザイン・のーべー、イラスト・ニイルセン、3~6人用、8歳以上、30分、2400円(税別)。5月5日のゲームマーケット2016春で先行販売され、購入者にはプロモカード「敗者」がプレゼントされる。
ゲームマーケット2003でKing’s Courtから頒布され、8分で完売した伝説の同人ゲームが、イラストも新たにまさかの商品化。『ボードゲームカタログ』などのボードゲーム関連書籍を出版しているスモール出版が初めて手掛けるゲームだ。同社から出版された拙著『ボードゲームワールド』で「クソゲーもといトイレゲーム」で3位に挙げられたのがきっかけだったという。
トイレに行きたい。でもトイレがない! 人間の尊厳をかけたカウントアップ系のカードゲーム。1枚ずつカードを出して数を増やし、規定数以上にしてしまったプレイヤーはステータスカードを減らしておもらしに近づく。こうしてステータスが0になったプレイヤーがもらして敗北となる。
カードの中にはリバースやスキップのほか、ダイスを振って回復したり手札を交換したりするものもある。ステータスカードには「はよ、トイレに行きたい」「ほあああああああ!もれる~~」などのセリフが書いてあり、それを読むことで否応なく盛り上がるだろう。
スモール出版では同日、草場純氏の新刊書籍『遊びの宝箱』(1500円税別)も発売される。あわせて求めよう。
セット内容:モレールカード76枚、ステータスカード24枚、チェックカード2枚、ダイス2個、説明書1枚

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ドイツゲーム賞2016、投票始まる

ボードゲーム愛好者の投票で今年の一番人気を決めるドイツゲーム賞(Deutscher Spielepreis)の投票が、インターネット上で始まった。誰でも投票できる。7月31日まで。
対象となるのはエッセン・シュピール2015からニュルンベルク玩具見本市2016までの時期に発表された新作。「日本ボードゲーム大賞」と同じく下記のページを開き、面白いと思う順に5タイトルまで(全て埋めなくてもよい)、タイトル(原題)とメーカー名、さらにキッズゲームも1タイトルを記入する。
下の段には個人情報を全て記入しなければならない。Vorname(名前)、Nachname(名字)、Straße(町名と番地)、PLZ(市町村名)、Ort(都道府県名)、Land(国名=Japan)、Telefon(電話番号=+81の後に0を除く市外局番から)、E-Mail-Adresse(メールアドレス)、E-Mail wiederholen(同じメールアドレスを再入力) 。入力が終わったら「absenden」のボタンで送信する。
受け付けられると、入力されたメールアドレスに確認のメールが届くので、そこに指定されたURLをクリックして投票完了となる。クリックしないと無効になるので注意。日本ではまだ一般発売されていない新作もあるので、締め切りまでたっぷり遊んでから投票してみよう。発表は9月にネット上にて、授賞式は10月のエッセン国際ゲーム祭にて行われる。
近年の受賞は『マルコポーロの旅路』(2015)、『ロシアンレールロード』(2014)、『テラミスティカ』(2013)、『村の人生』(2012)、『世界の七不思議』(2011)。ゲームをたくさん遊んでいるコアな愛好者が投票するだけに、遊びごたえのあるゲーマーズゲームが選ばれる傾向にある。
Deutscher Spiele Preis:Abstimmung