発明競争ゲーム『インベンターズ』日本語版、10月下旬発売
ホビージャパンは10月下旬、実在の発明家・発見家が登場する発明競争ゲーム『インベンターズ(Legendary Inventors)』日本語版を発売する。デザイン・F.アンリ、イラスト・G.ラヌリアン、2~5人用、10歳以上、40分、4500円(税別)。
グーテベルク、キュリー夫人、エジソン、ヒポクラテス、フィボナッチ、二コラ・テスラ、アリストテレス、アインシュタイン・・・古代、中世、近・現代の3世代にわたる発明家・発見家の能力を使って、火の制御から電球や自動車の発明まで科学史の発明・発見を競うゲーム。ボンビクス社(フランス)が今秋に発売する新作である。
プレイヤーはさまざまな発明や発見をしてパテントを取得し、勝利点を得ることで、史上最も偉大な発明・発見者チームになることを目指す。自分の発明・発見家チームの中から1人を派遣し、能力に応じたキューブを発明・発見に置いていく。ワーカープレイスメントがゲームのシステム。必要なキューブが置かれると発明・発見が成し遂げられ、報酬を受け取る。
勝利点は、発明や発見を入手すること、その組合せ、自分の発明・発見家の成長度によって入る。また、発明や発見を入手できなくとも、関与することで自分の発明・発見家を成長させたり、ゲームを有利に進める効果を手に入れることもできる。プレイしながら発明・発見家たちに関する知識も身に付くカードゲームだ。
内容物:インベンタータイル20枚、トークン85個、《発明・発見》カード36枚、木製キューブ75個、レオナルド・ダ・ヴィンチ像1個、袋1枚、小冊子
推理ゲーム『4人の容疑者~湯けむりに消えた謎』発売
テンデイズゲームズは、温泉旅館の殺人事件を推理するボードゲーム『4人の容疑者~湯けむりに消えた謎』を発売する。デザイン・K.A.オストビー、イラスト・ママダユースケ、2~5人用、10歳以上、30~45分、2800円。
東京・三鷹のボードゲーム専門店テンデイズゲームズが『エスケープ』『ホテルサモア』『オートマニア』などの作品があるノルウェーのゲームデザイナーに委嘱したオリジナル作品。イラストは『枯山水』のママダユースケ氏が担当し、タイトルは公募で選ばれた。
プレイヤーは、滞在していた温泉旅館で起こった殺人事件を解き明かすため、4人の容疑者のアリバイの中で、「裏付けの取れないアリバイ」を特定することを目指す。アリバイは、人物、時間、場所の要素が描かれたカードによって表され、プレイヤーに手札として配られている。その中で除かれた1枚=「裏付けの取れないアリバイ」を、お互いに質問しあって特定していく。
さまざまな効果をもった温泉旅館の従業員や長期滞在客の力を借りることで、より多くの情報を集めたり、自分の知っている情報を隠すこともできる。
ヨーロッパのデザインと日本のアートワークがマッチした作品。推理小説を読むような興奮が待っている。
・テンデイズゲームズ:4人の容疑者