シュピール’16:チェコゲーム出版
★コードネーム:ピクチャーズ(Codenames: Pictures)
V.フヴァチル作、2~8人用、10歳以上、15分。
ドイツ年間ゲーム大賞を受賞した『コードネーム』のカードが、言葉でなくイラストになりました。2チームに分かれ、25枚並んだカードの中から、ヒントをもとに自分の陣営に属するカードを選び出します。
イラストは2つのモチーフが巧みに組み合わせられており、一意的ではありません。そのためヒントも言葉以上に想像性が求められます。
なお、18禁の単語を集めたコードネーム:ダークアンダーカバー(Codenames Deep Undercover)は7月に発売されましたが、北米市場限定商品となっています。
★アルケミスト:王のゴーレム(Alchemists: The King’s Golem)
M.コトリー作、2~4人用、14歳以上、120分。
『アルケミスト』の拡張セットで、新しい報酬と結果が得られます。ゴーレムの動かし方が分かるでしょうか? それと同じくらい重要ですが、進捗状況を王様に納得してもらえるでしょうか?
4つのモジュールが入っており、自由に選んで追加することができます。最も大きいモジュールである「王のゴーレム」は、難しい推理を楽しめる上級者向けです。
★アドレナリン(Adrenaline)
F.ネドゥク作、3~5人用、14歳以上、60分。
古典的な1人用のビデオシューティングゲームをボードゲームにしました。弾薬を持ち、銃を取り、撃ちまくりましょう。兵器庫を建設し、戦闘の解決方法はスピーディーでダイスも使いません。撃たれたら、さらに早くなるでしょう。
Heidelberger Burgevent 2016: Adrenaline (Czech Games Edition) from Cliquenabend on Vimeo.
7つの役割と7つの色のカードゲーム『セブンセブンズ』日本語版、10月8日発売
アークライトは10月8日、7つの役割と7つの色を組み合わせて戦うカードゲーム『セブンセブンズ(Seven7s)』日本語版を発売する。デザイン・J.タグマイヤー、アートワーク・A.P.マクルヴァー&F.ワイス、2~4人用、7歳以上、20~30分、1800円(税別)。
人生の七段階、虹の七色、七つの大罪、七つの美徳、七福神、七つの海、世界の七不思議と7つの7がテーマのこのゲーム。イーグル・グリフォンゲームズ(アメリカ)がキックスターターを通して2015年に発売した。日本国内ではゲームストア・バネストが『七つの7』という邦題で輸入版を取り扱っている。
手番には手札から1枚を場に出し、種類ごとに並べていく。出したカードによってさまざまな効果が発動し、ゲームが進行する。いずれかの列が7枚になったら終了で、残った手札が点数になるが、場札の状によって点数が変わる。場札のコントロールと、手札のマネージメントにジレンマが起こり、短時間ながら奥の深いカードゲームだ。
