クニツィアの最新作『メディチ・カードゲーム』日本語版、7月9日発売
cosaicは9日、R.クニツィアの最新作『メディチ・カードゲーム(Medici The Card Game)』日本語版を世界に先駆けて発売する。イラスト・末弥純、2~6人用、10歳以上、30~45分、1800円(税別)
R.クニツィアの名作ボードゲーム 『メディチ』を作者本人がカードゲーム化した作品。英語版ですらまだ発売されていない最新作だ。
プレイヤーはルネッサンス期の商人となり、特定の商品市場を独占し、できるだけ価値の高い商品を手に入れる。手番ごとに商品カードを0~3枚めくり、その中から1枚以上受け取らなければならない。こうして全プレイヤーが商品カードを5枚受け取ったら、その価値を比べ、それに応じた収入を得る。
最後にめくったカードは必ず取らなければならないので、やめるか、もっと欲張るか、勝負しなければならない。ほかのプレイヤーとの駆け引き、運と度胸が手軽に楽しめる作品だ。
新日本語版『カルカソンヌJ』8月発売、日本の観光地も
メビウスゲームズは8月、タイル配置ゲーム『カルカソンヌ』の新日本語版を『カルカソンヌJ』というタイトルで発売する。2~5人用、8歳以上、30~45分、3800円。
2014年に発売された新版(”Carcassonne II. Edition”)に準拠し、イラストを刷新。イラストレーターにはA.ペツケ(『カルカソンヌ:ウィンターエディション』『サンクトペテルブルク』新版)とC.クイリアムス(『パンデミック』新版)が起用され、写実的なタッチになっている。
タイル裏面は旧版と同じになっており、これまでの拡張セットと混ぜて遊ぶこともできる。ただし表面の画風が異なるので、混ぜて遊んだ場合、プレイ上は問題がないが統一感は失われる。拡張セットも続々新版になっているので、統一感が欲しい方はそちらも併せて入手しよう。
タイトルに入っている「J」はJapanのJで、オリジナルバリアント用の観光地タイル「金閣寺」「姫路城」「五稜郭」「鎌倉大仏」「雷門」「五重塔」が入っており、フランスの街に突如として登場させることができる。また追加セット『川』と『修道院長』も同梱されており、旧版をもっている方にも魅力的な内容となっている。
・メビウスおやじ:カルカソンヌJ