7つの役割と7つの色のカードゲーム『セブンセブンズ』日本語版、10月8日発売
アークライトは10月8日、7つの役割と7つの色を組み合わせて戦うカードゲーム『セブンセブンズ(Seven7s)』日本語版を発売する。デザイン・J.タグマイヤー、アートワーク・A.P.マクルヴァー&F.ワイス、2~4人用、7歳以上、20~30分、1800円(税別)。
人生の七段階、虹の七色、七つの大罪、七つの美徳、七福神、七つの海、世界の七不思議と7つの7がテーマのこのゲーム。イーグル・グリフォンゲームズ(アメリカ)がキックスターターを通して2015年に発売した。日本国内ではゲームストア・バネストが『七つの7』という邦題で輸入版を取り扱っている。
手番には手札から1枚を場に出し、種類ごとに並べていく。出したカードによってさまざまな効果が発動し、ゲームが進行する。いずれかの列が7枚になったら終了で、残った手札が点数になるが、場札の状によって点数が変わる。場札のコントロールと、手札のマネージメントにジレンマが起こり、短時間ながら奥の深いカードゲームだ。
ポルトガル年間ゲーム大賞2016に『モンバサ』
ポルトガルのボードゲームサイト「シュピール・ポルトガル」は本日、2016年のポルトガル年間ゲーム大賞(Jogo do Ano)を発表した。5タイトルの最終候補から、審査委員会の投票でアフリカを舞台にしたドイツのボードゲーム『モンバサ(Mombasa)』が選ばれた。
ポルトガル年間ゲーム大賞は2006年からスタートし、10回目を迎える。サイトのメンバーが10タイトルの新作を挙げ、その中から最終候補を5タイトルに絞って投票にかけられる。コンポーネント、テーマ、システム、繰り返しプレイする価値、インタラクション、総合的な楽しさの6項目で審査され、ベストゲームが決まる仕組み。過去には『アグリコラ』『ブラス』『祈り働け』『キーフラワー』『ネイションズ』『ラ・グランハ』などのゲーマーズゲームが選ばれている。
『モンバサ』はエッガートシュピーレ(ドイツ)から発売されたアフリカ植民地時代の投資ゲーム。ドイツ年間エキスパートゲーム大賞2016推薦、オーストリアゲーム賞フリーク部門賞、スイスゲーマーズ賞2位、ルーマニア年間ゲーム大賞ノミネートを受け、まもなく発表されるドイツゲーム賞の入賞も確実と見られる今年一番のゲーマーズゲームだ。ポルトガル年間ゲーム賞からは、恒例の授賞したゲームをあしらった美しいトロフィーを授与される。
日本語版はアークライト社よりちょうど明日発売されることになっている。
【ポルトガル年間ゲーム大賞2016】
大賞:モンバサ(Mombasa / A.プフィスター作 / エッガートシュピーレ)
ノミネート:グランドオーストリアホテル、リグヌム、トリカリオン、マルコポーロの旅路