メンサセレクト2017に『ピクテル』ほか
IQの成績がトップ2%のみ入会を許される団体「メンサ」のアメリカ支部は24日、ワシントンDC市内のホテルにて3日間にわたるゲームイベント「マインドゲームズ」を行い、メンサセレクト2017(Mensa Select)を決定した。メーカーがエントリーした候補74タイトルから選ばれた今年の5タイトルは次の通り。
メンサセレクトは、毎年同団体が5タイトルを発表している賞で、1990年から始まって今年で28回目となる。昨年は『ニューヨーク1901』『ワールドフェア1893』、一昨年は『ノイシュヴァンシュタイン城』などが選ばれている。
5タイトルの中に入った『ピクテル(Imagine)→TGiWレビュー 』は日本の同人サークル「ボドゲイム」が制作したゲームで、フランス年間ゲーム大賞ノミネートに続く海外でのボードゲーム賞の受賞となった。
【メンサセレクト2017】
アマルガム(Amalgam, シンプリーファン)
80日間世界一周(Around the World in 80 Days, イエロゲームズ)
クランク!デッキ構築アドベンチャー(Clank!: A Deck Building Adventure, ルネゲード)
ハリーポッター:ホグワーツの戦い(Harry Potter Hogwarts Battle, USAポリー)
ピクテル(Imagine, ゲームライト)
・American Mensa:2017 Mind Games® Winners Announced
Congratulations to our 2017 Mensa Select winners! #MensaMindGames pic.twitter.com/9HCXrijEkL
— American Mensa (@AmericanMensa) 2017年4月23日
『アーカムホラー ザ・カードゲーム』日本語版、5月27日発売
アークライトは5月27日、クトゥルフ神話をテーマにした協力ゲーム『アーカムホラー ザ・カードゲーム(Arkham Horror: The Card Game)』日本語版を発売する。デザイン・N.フレンチ、M.ニューマン、1~2人用、14歳以上、60~90分、4800円(税別)。2セット組み合わせることで4人までプレイ可能。
クトゥルフ神話ボードゲームのロングセラーで、日本語版も発売された『アーカムホラー』のカードゲーム版で、オリジナルの英語版は2016年にファンタジーフライト社から発売されている。ソロゲームも楽しめる協力型の2人用LCG(リビングカードゲーム)だ。ゴールデンギーク賞カードゲーム部門を受賞したほか、ゲームオブジイヤー、テーマチック、ソロゲーム、協力ゲーム、アートワーク&プレゼンテーション、2人用の6部門にノミネートされ、これまで10タイトルの拡張セット・拡張パックが発売されている。
マサチューセッツ州アーカムで、勇敢な探索者たちは、人類を脅す悪意に満ちた脅威の源を見つける。この領域には魔的な力が働き、おびただしい恐怖が待ち受けている。探索者たちは自分の正気を保つだけでなく、肉体的な脅威にも対応していかねばならない。
シナリオが3本入っており、プレイヤーはそれぞれ個性あふれる探索者として行動し、世界を脅かす恐るべき謎に立ち向かう。それぞれ独立したシナリオとして遊ぶことも、連続したキャンペーンゲームとして遊ぶこともできる。
内容物:カード類(42×60㎜5枚、62×88㎜229枚)、探索者マーカー5個、トークン類149個、リファレンスガイド1冊、ビギナーズガイド1冊、キャンペーンガイド1冊