『ニュークレウム』拡張3タイトル日本語版、5月3日発売
テンデイズゲームズは5月3日、『ニュークレウム:オーストラリア(Nucleum: Australia)』『ニュークレウム:進歩の宮廷(Nucleum: Court of Progress)』『ニュークレウム:後援者セット(Nucleum: Patrons Set)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:S.ルチアーニ&D.トゥルツィ、イラスト:A.レーシュ&X.ウンゲルター、1~4人用、14歳以上、60~150分、それぞれ5720円、4950円、1980円(税込)。プレイするためには『ニュークレウム』基本セットが必要で、同時発売となる。
ボード&ダイス社(ポーランド)から2023年に発売された、パラレルワールドでの原子力発電による産業革命をテーマにした重量級経済ゲームの拡張セット。国際ゲーマーズ賞、ポルトガル年間ゲーム大賞を受賞するなど高い評価を受けており、今回発売される日本語版のオリジナルはいずれも2024年に発売されている。
『ニュークレウム:オーストラリア』ではウラン鉱脈を求めてオーストラリア大陸に進出する。土地の広大さゆえに、鉄路だけでなく航路でも輸送できるようになり、タスマニア島にアクセスしてマッドサイエンティストの発明品にもアクセスできる。新しいマップと、海上交通路や炭鉱、ボード上に用意されたユニークな発電所などといった要素が加わり、新規マップと合わせて違ったプレイが楽しめる。
『ニュークレウム:進歩の宮廷』では、19世紀末にヨーロッパの君主制国家が核開発競争をめぐって紛糾する中、企業家として権力の中枢に近づく。新たな法廷アクションによってワーカーを4つの政党に送り込み、党首になればさまざまな恩恵が得られる。2つの新しい実験、新しいアクションタイル、契約も追加される。
『ニュークレウム:後援者セット』は実験ボードA~Fに対応する6種類の後援者を追加できるミニ拡張セット。銀行家、大企業家、女性発明家たちがゲーム中に1回だけ使うことのできる強力な能力をもち、さらなるボーナスや駒の獲得や条件を無視してのアクション実行といった効果をプレイヤーにもたらす。
(写真は英語版)
鎌倉でお土産集め『フェアトレードのおみやげ』5月23日発売
オインクゲームズは5月23日、『フェアトレードのおみやげ(Fair Trade Souvenirs)』を発売する。ゲームデザイン:佐々木隼、佐々木吾朗、アートワーク:高橋里衣、2~5人用、8歳以上、30分、3520円(税込)、ゲームマーケット2025春にて先行販売され、一般発売後は同社オンラインショップのみの取り扱いとなる。
同社が昨年発売した『ベネチアのおみやげ』のアレンジ作品。買うのにコインが2枚必要なかわり、ボーナス得点が入る特別おみやげが追加される。別のおみやげを集めていたのにフェアトレード品を見つけると買いたくなってしまったり、他のプレイヤーがコイン2枚でこっそりおみやげを買っていると何を見つけたのか気になってしまったりと、新たな面白さが追加される。
舞台は今年フェアトレードタウンに認定された神奈川県鎌倉市で、6種類のおみやげは、キャンディ・チョコレート・コーヒー・はちみつ・せっけん・ワイン。特別みやげには国際フェアトレード認証ラベルがついている。NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパンの協力・監修のもとラベルの普及啓発にも取り組んでおり、また箱・コンポーネントの材料もサトウキビの搾りカスを使ったバガスペーパーやFSC認証を取得した環境負荷の低いものとなっている。
内容物:タイル 54枚、自転車コマ 5個、お金チップ 40枚、ダイス 1個、遊び方説明書