4つの拡張『宝石の煌き:都市』日本語版、9月下旬発売
ホビージャパンは9月下旬、宝石を集めて交換していく人気ゲームの拡張セット『宝石の煌(きらめ)き:都市(Cities of Splendor)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:M.アンドレ、アーティスト・P.キドール、2~4人用、10歳以上、30分、4500円(税別)。プレイするためには『宝石の煌き』基本セットが必要。
『宝石の煌き』はドイツ年間ゲーム大賞ノミネートをはじめ、数々のボードゲーム賞に輝き、2014年に多言語版、2015年に日本語版が発売され、今もなお人気となっているロングセラーのゲーム。拡張セットの発売は初めてとなる。今月のジェンコンで発売されたばかりの新作。4つの独立した拡張セットで、選択してプレイできる。
「都市」は貴族に代えて導入し、より多くの宝石が必要な分、高得点をもたらす。ゲームに勝利するには1つ以上獲得しなければならない。「交易所」はカードを組み合わせることで建設でき、宝石交換などの特殊能力が得られる。「東洋」はカードのコピーや貴族の予約などの特殊能力を加え、「城塞」はカードの予約や征服ができる。
従来のエレガントな展開は失わず、プレイヤー間のインタラクションを増やす拡張セット。「東洋」には日本のお城も登場するなどビジュアルも必見だ。
内容物:開始プレイヤータイル1枚、貴族タイル7枚、ボード1枚、紋章20個、東洋カード30枚、城塞(プラスチック製)12個、ルール
第7回ドミニオン世界選手権、日本代表むーろん氏4位
8月20日、アメリカ・インディアナポリスのゲーム祭「ジェンコン(Gen Con)」にて第7回ドミニオン世界選手権(Dominion World Masters 2017)が開かれ、日本代表のむーろん氏が4位となった。優勝は現地予選で勝ち上がったA.ホートン氏。
『ドミニオン』発売元のリオグランデ社が主催し、地方予選から勝ち上がったアメリカ代表2名、メキシコ代表、日本代表、そして現地予選を勝ち抜いた5名の合計9名が参加。3回戦の勝ち点を競う方式で、むーろん氏は2回戦までトップだったが、優勝をかけた3回戦で1位を取れなかった。
A.ホートン氏は昨年、ミシガン州の予選を勝ち抜いて世界選手権に出場したが3位。今年はミシガン大会の運営に回ったため、現地予選からの挑戦となって優勝を勝ち取った。
ドミニオン世界選手権は近年、アメリカ以外からの参加者が少なく、会場で予選を開いて大会メンバーを補っている。参加9名中7名がアメリカ人という事態に、もはや世界選手権とはいえないのではという声も挙がっている。
Dominion Strategy Forum:World championship 2017
adam hortonさん。今年の世界選手権チャンプ。 pic.twitter.com/daD1ZEOZbm
— 進藤”みらこー”欣也-Y.Shindo (@logicwolf) 2017年8月20日