ドイツ・デュイスブルクで新作ボードゲームメッセ
ドイツ北部の都市デュイスブルクにて3月23日から3日間、新作ボードゲームメッセ「シュピールドッホ(Spiel Doch!)が開催される。10:00~19:00(日曜~18:00)、1日券4ユーロ、3日券8ユーロ、10歳未満無料。
デュイスブルクは10月に「シュピール」が開かれるエッセンから電車で15分の街。会場はデュイスブルク中央駅からは路面電車903番線で15分。会場は「ラントシャフツパーク・デュイスブルク・ノルド」。廃業した製鉄所を改造したホールで周囲は観光地としても知られる。
同タイトルのボードゲーム情報誌から生まれたイベント。ドイツを中心とするボードゲーム出版社47団体が出展し、先月のニュルンベルク国際玩具メッセで発表されたばかりの新作を試遊・購入できるほか、『ウーロン』『ドミニオン』『クラスク』『アズール』の大会や、中古ゲームのフリーマーケットもある。
ニュルンベルク国際玩具メッセは業者向けのメッセで会場内で一般試遊ができないため、今年のトレンドを占う重要なイベントとなりそうだ。
・SPIEL DOCH in Duisburg
『アルルの丘:紅茶と交易』日本語版、3月8日発売
テンデイズゲームズは3月8日、U.ローゼンベルクの2人用ゲームの拡張セット『アルルの丘:紅茶と交易(Arler Erde: Tee & Handel)』を発売した。ゲームデザイン・U.ローゼンベルク&T.ロレンツ、イラスト・D.ローハウゼン、1~3人用、14歳以上、60~180分、4000円(税別)。プレイするためには『アルルの丘』基本セットが必要。
昨年のエッセン・シュピールで発売された作品。U.ローゼンベルクの父と同じくこのゲームの舞台となる北ドイツ・東フリジア地方出身であるT.ロレンツもデザインに加わり、思い入れの強い作品に仕上がった。19世紀、北海沿岸の村アルルで村人たちが紅茶を飲んで仕事に精を出す。
選択の幅が広いゲーマー向きのワーカープレイスメントゲームに新たなアクションを追加。水路や船による交易、新たな資源「紅茶」といった要素が入り、さらに戦略性豊かな開拓と農園開発ができる。プレイ人数も3人まで拡張されている。
・テンデイズゲームズ:アルルの丘:拡張 紅茶と交易 日本語版