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第1回独年間大賞受賞『うさぎとカメ』日本語版、11月末日発売

ホビーベースは11月末日、第1回ドイツ年間ゲーム大賞受賞作の日本語版『うさぎとカメ かけ引き大レース(Hare & Tortoise)』を発売した。ゲームデザイン・D.パーレット、2~6人用、20~30分、10歳以上、4000円(税別)。
ダイスではなく手札を出して進む双六ゲーム。もともとはイギリスで1973年に出版された作品で、『ウサギとハリネズミ(Hase und Igel)』というタイトルでラベンスバーガー社がドイツ語版を出し、これが1979年の第1回ドイツ年間ゲーム大賞を受賞した。その後幾度となくリメイクされており、最近ではイエロ社(フランス)による『八十日間世界一周』が日本語版になっている。
自分の番になったら好きなだけ進むことができるが、1マスならニンジン1本、2マスなら3本、3マスなら6本、4マスなら10本……10マスなら55本というように、消費するニンジンの量が三角数で増える。一方、カメのマスまで戻ると、戻ったマス数×10だけ補充できるほか、順位が低いほど多く補充できるマスもある。
途中で3回休まなければならず、最後はニンジンの数が順位×10本以下でなければならない。先行逃げ切りか、中盤から差し切るか、最後尾からの大まくりか、ニンジンの調節とライバルとの駆け引きで熱いレース展開が楽しめる。
内容物:ゲームボード1枚、うさぎマーカー6個、お休みカード18枚、ニンジンカード94枚、サイコロ1個、参照カード6枚、バスケット3個、ベッド4個、ルール1冊
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日本ボードゲーム大賞2018:投票スタート

NPOゆうもあは、今年で17回目となる日本ボードゲーム大賞の投票を開始した。来年の2月13日まで。
対象は過去1年間に一般発売された新作で、制作者・販売者からのエントリーに基づいてリストが作成された。国産45タイトル、日本語版129タイトル、訳つき輸入版154タイトル、同人17タイトルの合計345タイトルがエントリーされている。
投票は5タイトルまでをリストの中から選ぶか、自由記述欄に記入する方式。1タイトルからの投票も可能だ。ネット投票は下記のリンクから行うことができる。登録したメールアドレスに届いたURLを24時間以内にクリックしないと無効になるので注意。
昨年は39都道府県から203名が投票し、『キングドミノ』が1位に選ばれた。また、同時にゆうもあ内の選考委員によって入門向け・子ども向けの「ゆうもあ賞」も決定されることになっている(昨年は『キングドミノ』でダブル受賞)。今年日本の一番人気を決める投票、奮って投票しよう。今年どんなゲームが出たか、リストを見て1年を振り返ってみるのもいかが。
毎年この時期は、ボードゲーム関係の投票が集中する。日本版The One Hundred の投票 が12月10日まで行われており、ゲームマーケット2018秋の新作評価アンケート も現在開催されている。
NPOゆうもあ:日本ボードゲーム大賞 投票部門 投票ページ