ダイスでイヌの斑点を完成『スポッツ』日本語版、5月16日発売
アークライトは5月16日、『スポッツ(Spots)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:J.ペリーほか、イラスト:J.ボンド、1~4人用、10歳以上、30分、3960円(税込)。
CMYK社(アメリカ)から2022年に発売されたダイスゲーム。ダイスを振ってイヌの斑点模様(スポット)を完成させる。
各自2枚のイヌカードをもってスタート。手番には場からアクション(トリック)タイルを1枚選び、その指示に従ってダイスを振り、自分のイヌカードで出目の合うマスに配置する。出目が合わないダイスは庭ボードに配置し、庭ボードのダイスの出目合計が8以上になるとバーストして手番終了となり、イヌカードの上にあるダイスが全部なくなってしまう。
あるいはアクションを行わず、完成したイヌカードを得点にできる。アクション中に2匹とも完成したらその手番で得点化できるが、バーストしたら元も子もないので欲張ってはいけない。ダイスを振り直せるホネトークンをうまく使ってチャンスを掴み取ろう。得点したら新しいイヌカードを取り、ゲームを続行。最初に6匹イヌカードを得点化したプレイヤーの勝利となる。
アクションタイルは使ったものから裏返しになり、残り1枚になったら元に戻すため、行いたいアクションが前のプレイヤーに取られることも。22種類から毎回6枚しか使わないので、ゲームごとに違ったアクションで異なる展開が楽しめる。
可愛らしいイヌカードにはそれぞれ名前もついていて愛着が湧く。仮想プレイヤーと対戦するソロモード付き。
内容物:ルール説明書 1冊、アクションタイル 22枚、ダイス 40個、ホネ 20本、庭ボード 4枚、イヌカード 32枚(※カードサイズ:63mm×88mm)
3枚のカードを選んでオークション『オッポチャッカ物語』日本語版、5月17日発売
ケンビルは5月17日、『オッポチャッカ物語(Tails on Fire)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:T.セルナー、イラスト:M.G.オルネラスラモス、2~6人用、10歳以上、20分、2420円(税込)。4月30日まで先行販売中。
ハイデルベア出版(ドイツ)から、『スパイシー』『コヨーテ』『アナンシ』などに続く「光り輝く文化(Radiant Culture)シリーズ」として2022年に発売された。英語版『テイルズ・オン・ファイア』はゲームストア・バネストが取り扱っている。
各自、1~9のオポッサムカードから3枚を選んでスタート。場のファイヤーカードで指示された数から、時計回りに+1大きいカードを出すか、パスをする。9の次は1になるので必勝はない。またパスをしても抜けるわけではなく、再び自分の手番になって前の人より1大きいカードがあれば出すことができる。
他のプレイヤーが誰も出さないまま1周したらファイヤーカードをゲット。最終的に出したオポッサムカードと一緒にしておく。このとき、他のプレイヤーに同じ数字のオポッサムカードがあればそこからファイヤーカードをすべて盗むことができる。
残りカードを回収して再び3枚選び、次のラウンドへ。9ラウンド終了時に手元にあるファイヤーカードの合計得点で勝敗を決める。
手札から3枚選択するときは、最初の数字、他のプレイヤーが出せない数字などを加味して行うため、他のプレイヤーとの読み合いがゲームのキモ。読みが見事に当たっても、棚からぼた餅が起こっても嬉しい。