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枠に合わせてブロック配置『シティブロックス』日本語版、4月13日発売

ケンビルは4月23日、『シティブロックス(City Blox)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・J.ベルイ、2~4人用、6歳以上、15分、3500円(税別)。4月10日までの予約で先行入手可。
ジェイコブ・ブリック・ゲームズ(デンマーク)から2019年に発売されたパズルゲーム。ブロックを重ねたり並べたりして自分の3つのプレートに配置し、お手本カード通りの形の建物を完成させることを目指す。
各プレイヤーにはブロックを設置するプレートと、家、学校、スーパーマーケットの形状を指定する穴の空いた地形カードが配られる。親が用意したブロックから選択して、自分のプレートに配置し、3つのプレート全てで指定された形状の建物を最初に完成させれば勝利する。
しかし1つのプレートが完成するたびに引くイベントカードで思わぬアクシデントが発生する。ブロックを交換する「誤配」、ブロックを取り除く「ハリケーン」、ほかのプレイヤーにブロックが配られる「ボーナス」など、ゲームを大きく変えるイベントで、先行しても油断はできない。
ケンビル:シティブロックス日本語版

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最も不幸な一族になりたい!『グルーム』日本語版、4月25日発売

ホビーベース・イエローサブマリンは4月25日、カードゲーム『Gloom(グルーム)―不幸な物語と悲惨な結末―』日本語版を発売する。ゲームデザイン・K.ベイカー、イラスト・M.ネフュー&J.S.リーヴス、2~5人用、13歳以上、60分、3600円(税別)。
オリジナルはアトラスゲームズ(アメリカ)から2004年に発売された作品。今回の日本語版は2014年の第二版に基づく。ほかにクトゥルフ、フェアリーテール、マンチキン、宇宙版も発売されている。社会に適応できず人間嫌いな一族のキャラクターが死亡するまで、できるだけ多くの悲劇を味わわせることを目指すマゾヒスティックなカードゲームだ。
透明なプラスチック製カードを使用し、キャラクターカードに、不幸度が記載された運命カードを重ねていく。上から見えている数値の合計が、そのキャラクターの不幸度になる。ほどよく不幸度が溜まったところで、「時ならぬ死カード」でキャラクターを死亡させ、不幸度を確定させる。
一方、他の一族のキャラクターには幸せで健康的で退屈な人生を送らせる。誰かの操るすべての一族が死亡した時点で、自分の操る一族の不幸度がもっとも高いプレイヤーが勝利。
一風変わったルールと、芸術性の高い古色蒼然としたアートが織りなす独特な世界観が魅力のゲームだ。

(写真は英語版)