投稿者: おの
ポリスアラーム(Polizai-Alarm!)
追い詰められる泥棒の焦り 警察はできるだけ早く泥棒を見つけ、泥棒は捕まる前にできるだけたくさん金庫を破るスピード勝負のエキサイティングなゲーム。今年のドイツ年間キッズゲーム大賞推薦リスト。サイレンを鳴らす電子部品が入っているせいか、一般流通が遅れ、最近ようやく手に入るようになった。待ちきれずエッセン…
『ドイツ病に学べ』
戦後、日本が求め続けてきたお金と、ドイツが求め続けてきた余暇。どちらが豊かな生活かといえば、ドイツに軍配が上がるに違いない。仕事が終わってから平日の夕方にボードゲームが遊ぶなどというのは、日本ではまず考えられないことだ。 企業に最低限20日の有給休暇を義務付ける「連邦休暇法」(しかも大半の会社では3…
音楽とボードゲーム
「プレイヤー」といえば、ボードゲームやスポーツをする人のほかに、演奏家や役者という意味がある。そこで学生時代にはまっていたクラシック音楽の演奏とボードゲームのプレイを比較した。 まず作曲家とデザイナー。音楽には有名無名の作曲家がおり、好みも分かれる。より多くの人に好まれる作曲家が結局後世に残っていく…
ラムセスのピラミッド(Ramses Pyramid)
ミイラが降ってくる! レゴブロックが今年、一挙に10タイトルものボードゲームを発売した。エッセン国際ゲーム祭でも巨大ブースが登場し、おもちゃ屋でも大きなスペースを作って販売中。そのうち2タイトル、『ミノタウロス(Minotaurus)』とこの作品に、作者としてR.クニツィアがクレジットされており、ゲ…
アラカルト(新版)(a la carte)
豪華になって再登場 レアゲーとしてネットオークションで高値がついていた料理アクションゲームが今年、装いも新たに再販された。旧版の写真とゲーム内容はこちら。初版は1989年である。 鍋にレシピを入れて料理する。ダイスでコンロの火力を上げ、必要なスパイスを入れて、条件を満たせば完成。火力が上がりすぎたり…
ボードゲームギークゲーム(The BoardGameGeek Game)
間違って2つ買っちゃった! 実在のメーカーとなって自社製品を買ってもらうと共に、他社製品をコレクションするという、ボードゲーム好きにはたまらないゲーム。ネタゲームかと思ったら、作者はR&Dゲームズのブリーズで、ダイスを使うのにすごく考えさせるゲームになっている。 まず自社製品をお店に並べる…
エッセン国際ゲーム祭’09レポートリンク集
2009年10月22日から4日間にわたってドイツで開かれたエッセン国際ゲーム祭のレポートをまとめています。新たにアップされたものを順次追加しています。ここに掲載されていないレポートをご存知の方はご連絡ください。 ドイツ『エッセンの日本人宿』おせっかい女将のひとり言 ・ペンギン… すべって…
遠方からゲーム会へ
文化の日はボードゲーム!ということで一昨日、自宅ゲーム会を開いたところ、県内はもとより、秋田、新潟、仙台、郡山から11名のご参加を頂いた。いつものゲーム部屋、布団を片付けた寝室、椅子を片付けた書庫の3部屋に分かれ3卓で遊ぶ。午後1時から7時まで遊び、宅配ピザを食べて1時間ほど談笑して解散。初対面も多…
小さな魔法使い(Kleine Magier!)
回ると忘れる魔法 回転する円盤の中でお目当ての動物を探すゲーム。今年のエッセン国際ゲーム祭でハバ社がもっとも力を入れて展示していた作品で、子供が実際遊べる巨大版もあった。 ダイスを振って魔法使いコマを進め、止まったマスの動物を探す。見つかれば星チップをゲット。魔法使いがゴールに着くまでに、たくさん星…
ヴァスコ・ダ・ガマ(Vasco da Gama)
先を越された! インドをめざして船を出し航路を開拓するボードゲーム。今年のエッセン国際ゲーム祭で行われたフェアプレイの人気投票で1位を獲得した(「エッセンの人気投票は『ヴァスコ・ダ・ガマ』」)。ドイツのメーカーでないためか、票数は少なかったが評価ポイントは2位を0.5ポイントも引き離している。 『ケ…
